最終更新日:2020年10月19日
ESP32の開発モジュールを入手していろいろ調査しています。
- ArduinoIDE環境で開発できるため敷居が低いです。
- スケッチのサイズとして標準設定状態で1.3MB扱えます。インクルードするライブラリのサイズが馬鹿にならないのでユーザー領域は限られるモノの、AVRに比べれば余裕があります。
- SRAM領域が128kBもあります。実行時エラーが発生しづらいです。
- 有線LAN接続は難しそうですが、無線LANで構わないのであれば、なかなか調子いいです。
Stationモードもアクセスポイントモードもブリッジモードも実現出来ます。- クロックが240MHzです。確かに速いです。
- RTCは搭載されていないのですが、クロック精度が高いのか、一度NTPで合わせれば数日程度なら時刻ズレが目立ちません。
- 最初はシリアル接続でスケッチを書き込みますが、OTAの仕組みのため、以後はネットワーク経由でファームの更新が出来ます。OTAを実現するためにESP32に搭載されているフラッシュ4MBの内ファーム書込のエリアが2つ用意されており、各1.3MBを交互に使います。
APmodeでもUpdate出来るのでとても便利です。フラッシュの残りエリアはSPIFFSというファイルシステムとして使用できます。SDカードが無くても同様のことが出来る事になります。- ESP32チップをそのまま使うことは得策では無く、ESP-WROOM32モジュールを使うか、PINピッチが扱いやすい開発モジュールを扱うことになるかと思います。故障したときのメンテナンス性を高くしたいです。差替対応したい。
自分はBluePillが好きなのですが、ESP32は同様に安価で入手性も悪くなく、クローンモジュールもたくさん出ていることから、こちらも手を付けておかないといけないと考えている次第です。
そこで汎用シールドを作って応用しやすく出来ないかと思いました。
ESP32のシールドボードは少なからず市場に存在しますが、実際検討してみても難しいですね。
開発モジュール自体がESP32をある程度専用化したシールドモジュールの意味合いを感じることから敢えて開発モジュールのシールドボードが必要なのかと云う事になりそうです。
- 各センサも市販モジュールを採用したいです。それらを付け替えて試用出来るシールドがあれば、配線の手間も省けてユーザライクな装置が出来ると信じて止みません。
ESP32Shieldを使用して実現すべきProductを検討しました。
- WiFi環境モニタ
コロナ禍の中、換気目安のためCO2濃度測定を気楽に出来るユニットが商品化されています。- WiFiCANモニタ
ESP32はCANドライバが用意されているため前段のトランシーバを用意すればOBD-IIと通信が可能です。
オブジェクト自体はベクター殿のストレージをお借りしています。
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