最終更新日：2021年1月13日
ラトックシステム社からWiFi環境センサーとして RS-WFEVS1 という商品がリリースされました。コロナ禍において、換気が求められ、その判断基準として二酸化炭素濃度を採用した際に手軽に計測/モニタ出来る装置として紹介されています。
ただ、このRS-WFEVS1ですが、閉じたい世界で使用出来ません。amazonのサーバシステムを利用して如何に早く市場に投入するかを謳っており、設定したりデータを見るにはamazonのサーバにアクセスする事が要求されます。つまりインターネットに接続されている環境でないと使う事が出来ません。
この仕組みはデータをクラウドに置く事が出来るため、出先でも状況確認が出来るというメリットがある一方、データをのぞき見される可能性もありますし、そのデータを保管するために費用が別途サブスクリプションとして発生してしまいます。ここでは、RS-WFEVS1相当品をLocalなネットワーク環境で使用できる装置をESP32をベースにして構築することを検討しています。
測定すべき情報としては以下のように検討しました。
測定項目 使用するセンサ コメント CO2 MH-Z19／UART PWM
MH-Z14A／UART 電圧
S-300G／UART I2C 電圧
CDM7160-B00／UART I2C
SCD30／I2CRS-WFEVS1はセンシリオン社のPA方式
NDIR方式の方が安定しているはずPM2.5 GP2Y1010AU0F／電圧
SPS30／I2C
ZH06／UART PWM
ZH07／UART PWMRS-WFEVS1で採用しているセンサは不明 TVOC SGP30／I2C RS-WFEVS1で採用しているセンサは不明 室温 BME280／I2C RS-WFEVS1で採用しているセンサは不明 湿度 BME280／I2C RS-WFEVS1で採用しているセンサは不明 気圧 BME280／I2C RS-WFEVS1で採用しているセンサは不明 UV ML8511A／電圧 RS-WFEVS1で採用しているセンサは不明
オブジェクト自体はベクター殿のストレージをお借りしています。
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