Wi-Fi OBD-II モニタ

最終更新日:2021年1月15日


OBDというのは車載故障診断装置(on-board diagnosis stage)のことで、1994年に米カリフォルニア州で装備義務が法制化され、それが米国で販売される全ての車が対象となり、広まりました。
排出ガス関連装置の診断が追加されたモノがOBD-IIです。
通信、コネクタ規格となっています。
日本では2008年以降J-OBDUの装備が義務化されています。
つまり愛車の健康診断が自分の手でも出来るわけです。

既に安価な OBDU が市場に出ています。ELM327というリファレンスモデルがあり、そのコピー品がそこら中にリリースされているようです。ELM Electronicsというカナダの会社が作ったOBD-II通信用のICをリリースしたことに起因しているようです。
コネクタ及び表示装置を一体化した商品もありますが、コネクタ部(ドングル)だけでWiFi/Bluetooth(SPP)による配信をし、タブレット端末で表示するモノが安価に入手出来ます。
WiFiが少ないのは、自身でAPサーバを構築するのが大変なので、ピアトゥピア通信が可能なBlueTooth接続なのかなと思われます。※ELM327が技適取得モデルが存在しないという情報もあります。

ESP32を使ってOBDを構築するなら、モニタ機能も含めた一体機なのかと思います。ドングルだけの場合、ELM327が存在して、これを置き換える必要性が薄いです。可能性があるなら、新たなプロトコル対応のために用意するという事になりそうです。


まずはELM327について調査しておきます。例えばトヨタ車はOBD2で情報所得する場合、CANでは無くK-LINEを使うようです。ELM327はこの辺りもサポートしているとあります。

ISO 15765-4というのは一般にいう[CAN]です。OBD2コネクタのEMpinに割りつきます。
ISO 9141-2 and ISO 14230-4というのが[K-LINE]Fpin[L-LINE]がNpinに割つきます。
SAE J1850 PWMというのはクライスラ等が採用しているプロトコルのようでOBD2のAIpinに割つきます。

ELM317対応としたドングルを分解した方が多数見えます。そこで判ったこと、


オブジェクト自体はベクター殿のストレージをお借りしています。

https://www.vector.co.jp/vpack/browse/person/an051501.html


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