FunctionGeneratorの構築

最終更新日:2020年11月27日



XY-LPWMというクロックジェネレータがあります。シリアル接続を行ってPCからの直接コントロールも可能です。
残念ながらこのモデルは矩形波のみなのですが、調べて見るとこの周波数帯域であればFGとして構築しているガジェットもあるようです。
箱入りのFGも1万円程度で入手出来ることもあり、ニーズがあるのか甚だ疑問ではあるのですが、とりあえずたたき台のオブジェクトは作っておいた方がいいのでは無いかと考えました。

基本は単体操作で、BNC端子から何種類かの波形が出力でき、ボタン操作で、周波数、振幅の変更設定が出来れば良いかと考えました。
SFG(信号発生器)はAWG(arbitrary waveform generator)方式とDDS(direct digital synthesis)方式に分けられています。両方式には目的の周波数を発生させる方法に相違があります。

  サンプルレート 波形の周波数の変え方 出力波形
AWG方式 可変 サンプルレートをユーザが可変して周波数を設定するので 作成した波形データを常に全て忠実に出力します。 作成した波形データを常に全て忠実に出力。
DDS方式 固定
  • 周波数を高くする場合
    波形データを間引いて(欠落)出力
  • 周波数を低くする場合
    波形データの同一個所を重複出力
作成した波形データ通りに出力されるわけではない。

DDS方式は周波数帯域をレンジ切り分けして広帯域をカバーするようにしています。

安価なFGの中身を調査してみましたがマイコンチップと出力アンプ、1602表示器、ボタン、コネクタ程度で構築されています。FG085:ATmega48

一方でアナログデバイスのAD98xxというchipを使用した方が安価なモジュールに出来るのでは無いかと云う事も判ってきました。特に周波数特性は100Mhzに至ります。

簡易的なFunctionGenaratorの構築を行います。

項目 仕様 備考
周波数特性 波形    
レンジ    
分解能    
可変デュティ比    
動作モード    
出力特性 インピーダンス    
レベル    
DCオフセット    
正弦波 歪率    
平坦性    
方形波 対称性    
立上り時間    
三角波 直線性    
一般特性 表示器    
外形寸法    
重量    

    ソースを掲載します。追加が必要なライブラリは、


コントローラ側のソフトウエアオブジェクト自体はベクター殿のストレージをお借りしています。

https://www.vector.co.jp/vpack/browse/person/an051501.html



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