トレイルカメラが欲しくなりました

最終更新日 2022年11月28日

2022年11月28日 通販で古いモデルを高価で扱っていました。
2022年08月28日 電池交換時に時刻がずれます。
2022年08月08日 エネループ(NI-MH)でもアルカリ電池相当
2022年08月01日 アルカリ電池での維持費に困惑
2022年07月22日 Amazonからトレイルカメラを購入し届きました。

【INDEX】

  1. トレイルカメラが欲しくなりました
  2. トレイルカメラを購入しました
  3. トレイルカメラ調査
  4. 購入したトレイルカメラ使用感


トレイルカメラとは、Wikipediaでは『遠隔操作により撮影するカメラのこと』であると定義しています。ただ、予め設定された条件で、必ずしも遠隔操作をするわけでは無く、無人でなおかつ屋外に設置されるよう設計されたカメラの方が トレイルカメラ という認知の方が一般かという気がします。

自分がトレイルカメラを設置したい場所は、自宅から5km程離れた通り沿いの畑です。


  1. 屋外で使用する為、希望するイベントが発生したら画像/動画を保存するという仕様のカメラが欲しいです。
  2. 1週間に一度くらいしか確認の為の行動が取れません。1週間の保存されるだけのストレージが確保出来ること。1週間の動作が維持出来るだけの電源確保が出来る事が重要です。
  3. 取付方法がスマートの方がいいです。一方、盗難予防は必須です。
  4. 外観は目立たない方が有り難いです。
  5. 軍資金として2万円を計上します。


2022年7月22日トレイルカメラが届きました。

自宅から5kmほど離れた場所に農地を所有しています。相続したのです。一応荒らすことのないように草刈りぐらいはしています。この畑は道路沿いですが、ガードレールに仕切られており、内部は私有地であることは明かだと思います。
この畑に、、吸い殻を捨ててゆく輩が居ます。
許せません。警察に通報し、その上で犯人の特定をすべく監視カメラの設置を検討しました。ただ、電源が取れません。トレイルカメラの採用理由となります。

購入条件を検討しました。

購入したのは以下のモノです。

  • ハンファQセルズジャパン
  • DVR-Z4-SD-C
  • アマゾン価格¥8,980

購入直後なのですが、吸い殻投棄の発生傾向が土曜日早朝なので、とりあえずの動作確認をして設置してきます。

2022年7月23日 午前中に設置しました。ミカンの木の幹に固定してきました。本来なら土曜日の早朝を監視重点時間と意識していたのですが、金曜日の納品では準備時間が足りませんでした。

とりあえず、単三アルカリ電池4本を用意して設定を行いました。

DRV-Z4は第二世代とのことです。取説はV1.1とあります。日本語でそこそこしっかりした説明書です。日本語としておかしな表現もありません。
※残念ながらメーカサイトには取説のPDFが掲載されていません。

DRV-Z4と実際に購入したDVR-Z4-SD-Cとの違いはsandiskのTFカードが添付しているかどうかのようです。DRV-Z4のセット内容は以下の通りです。

  1. カメラ本体
  2. マイクロUSBケーブル ※確かにUSBポートがあるのですが、取説では『使いません』としか触れていないです。※PCと接続に使えます。
  3. 固定ベルト ※結構長めでした。
  4. 固定金具 ※精度はいまいちですが、添付されていたのは有り難かったです。
  5. 固定用ネジ ※固定金具を壁等に固定するためのもの
  6. アンカーセット ※壁がコンクリートだったりした場合の対策
  7. 六角レンチ ※固定金具の自由度を固定するためのモノ これが有るなら六角ナットを固定するための六角レンチも付けて欲しいです
  8. 取説

これにSD(TF)カードが添付されていました。

  1. TFカード32GB


このカメラですが日本製というのは嘘ですね。
Enlleo H501という中華製とそっくりでこの改良版でしょうか?
内容物も同じです。外観も内部構造も同じです。本体重量も142gと同じです。
https://sundaygamer.net/trail-camera-h501/
取説書だけは大きな違いがあるようですが。また、言語サポートですがEnlleo H501は日本語が無かったようですがDVR-Z4は日本語があります。

Enlleo H501は2019年にはリリースされているようでレビュー記事も多いです。分解記事もありますね。

Enlleo H501 -> DVR-Z4 の改善点/変更点を纏めます

取説等で判断出来なかったことが幾つか反映しました。


トレイルカメラは常に撮影しているわけではありません。熱センサが反応したことをトリガにして数秒のタイムラグで撮影が開始されます。
基本時間圧縮はせずに動画の場合MotionJpegが採用されているようです。FPSも精々10fps程度にしないと書込が間に合わないようです。
事象が発生する前のプレトリガ状態の映像は保存出来ません。この点、ドライブレコーダとは異なることを十分に認識している必要があります。


土曜日(7/23)に設置したカメラを月曜日にピックアップして見ました。見事TFカードの空き容量が0となって停まっていました。1トリガ1分間のFHD撮像とすると80ショットで一杯になってしまいました。1日も持たないです。トリガセンサ感度の設定を検討する必要がありそうです。
また、電池もインジケータがひとメモリ減っていました。

結果からわかったこと


2022年7月26日 ここに記載していた内容はトレイルカメラの調査に移行しました。


2022年7月28日

DVR-Z4(v1.1)に装備されているMicroUSBのPC接続について確認しました。基本使えます。

  • USB2.0のポートで無いと認識しないようです。USB3.0(INTEL)ではデバイスドライバのインストールに失敗するようです。
  • USB2.0のポートに接続すれば外部ストレージとして認識しました。本体LCD上には『MSDC』という表記が表示されています。
  • TFカードの書き込み速度も確認して見ました。添付のTFカードはクラス10となっておりこの程度かなと思います。


2022年8月1日 電池の放電特性の再検討

100均で購入したアルカリ電池4本110円でトレイルカメラによる監視をすると、電池がなくなるよりも先に32GBのTFカード空き容量が先に無くなって監視終了する次第です。目的からすると、通行する人や車毎に撮像してくれており、設定はほぼ期待通りですが1回の動画撮像時間を60秒に設定しているのは長過ぎなのかもしれません。再検討が必要です。
一方電池ですが、1回の設置で電池残量ひとメモリ程度減ります。2回の設置でもまだ電池残量はありそうですが、ちょっと不安です。

アルカリ電池を採用しているのは、手元にある充電池エネループで動作させようとしたところ、先人の情報と同じく、はじめから電池残量がひとメモリ減っています。初期電圧が異なるからだと思いますが気になるモノです。そこでまずはアルカリ電池での消費量を確認しようとしました。
案の定大量浪費しそうなのでエネループでの検討も必要かと思いました。

乾電池の放電特性については幾つか情報が掲載されています。
電池関連企業 株式会社ネクセル が提供している資料に以下のグラフがありました。トレイルカメラがどの程度の電圧が維持出来れば動作するのか情報がありませんので、やってみる価値はありそうです。

電池の放電性能を比較して、放電時間とともにどちらの電池も電圧が下がっています(上図参照)。この電圧の低下曲線を見ると、乾電池は急に下がることに対して、ニッケル水素電池は平坦の部分が長く、電圧が緩やかに下がっています。通常、乾電池の電圧を示すのは初期電圧を、ニッケル水素電池の場合は平坦部の電圧を使っています。

一般的に電子機器の作動終了電圧を1.0V前後と設定していますので、ニッケル水素電池は初期の電圧が乾電池より低くても、終了電圧からみれば、乾電池の代わりに十分使えます。ただし、電子機器の設計によっては、電池を指定する場合もあるかもしれません。よく確認した上で、ご使用ください。

電池にも絡むのですが、DVR-Z4は内部の温度も記録します。この温度ですが結構高めに出ています。外気温度では無い様です。実は電池は基本的に環境温度で性能が大きくバラつきます。アルカリ電池やニッカド電池は氷点下の温度では期待通りの電流が取得出来ません。また、温度が高すぎても内部抵抗が高くなり出力が減ります。

※世の中には単三形のリチウム電池が存在します。とても高価です。トレイルカメラの推奨電池とされている場合がありますが、極寒での使用以外はどうなのかな?
ただ、トレイルカメラの中には二次リチウムイオン電池の18650型を使用するタイプがあります。これには重要な意味があるという事です。

  効率的な使用温度 使用温度 保管温度
リチウムイオン電池(二次) 16〜25℃ 0〜35℃ -20〜60℃
アルカリ電池(一次)   5〜45℃ +10〜25℃
マンガン電池(一次)   5〜45℃ +1〜25℃
NI-MH電池(二次)   -5〜50℃ -20〜30℃
リチウム電池(一次)   -40〜70℃ +10〜25℃

エネループ(NI-MH電池)は使用温度範囲がマンガン・アルカリ一次電池よりもひろい様です。その意味でもトレイルカメラにエネループを使用することは意味がありそうです。トレイルカメラ内で終止電圧がどの程度に設定されているのか調査しておく必要はありそうです。
※終止電圧は内部電子回路上の仕様なので公開されてはいないと思います。実際に調査するしかないです!。

トレイルカメラを路上の監視カメラとした場合に感じたこととして、


2022年8月8日 エネループ(NI-MH)でもアルカリ電池相当と判断しました。

8月5日夕方から設置し監視したところ、8月6日の昼過ぎの時点で32GBTFカードが一杯となって停まっていました。電池はまだ十分余っているようです。このことからエネループの使い回しで問題無いようです。
今回は約180セット(静止画一枚動画FHD30秒)が保存されていました。動画の時間をこれ以上短くすることは問題があります。電池が残っているわけですからストレージを大きくして対処するしかないです。早速64GBのカードを検討したいと思います。


2022年8月28日 電池交換時に時刻ズレを起こしてしまいます。

電池を都度交換していますがその際にRTCがリセットされてしまいます。後から結果をみてタイムスタンプがズレていることを確認し愕然とする次第です。電池交換をスムーズに実施しているのですがダメですね。
トレイルカメラに限らずOMRON血圧計でも発生します。タイムスタンプは重要なのでコイン電池でバックアップしてほしいものです。


2022年11月28日 通販で古いモデルを高価で扱っていました。

トレイルカメラの調査を参考にしてください。
中日新聞2022年11月26日夕刊に悠遊生活と云う通販会社が サイトロン赤外線無人撮影カメラ と云う商品広告を出していました。

このモデルですが、

と書かれていることから、旧モデルということが判ります。その一方で価格は高めです。
Amazonでも旧モデルを販売していましたが、ちゃんと区別して販売しているお店自体が殆ど無いということも明解になりました。
旧モデルの方に利がある点が見当たりませんので、単に不要在庫処分なのでしょうね。


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