最終更新日 2022年5月13日
※2022年5月14日 POWER SUPPLY TESTER なる商品があることを知りました
2022年5月13日 EP-130というボードが届きました。
最近PC内のATX電源不調報告が多く、手元で故障対応として電源ユニット交換すると復調するため、『電源故障が原因』として処理をしていました。その故障電源について調査をすべく購入した次第です。このボードで何を見つけることが出来るのか検討する必要があります。
- 電源電圧の一部が出力出来なくなったことは確認出来そうです。ただ、無負荷なので故障判断出来るとは限りません。電子負荷電源があれば調査出来るようになりそうです。
個別電圧でチェックが出来るのでそれなりに意味がありそうです。- 電源スイッチが付いているため電源ONの反応や電源OFF時の5VSBの余韻時間が確認出来ます。
このボードの情報はメーカWikiに記載されています。製品の箱にはwww.52pi.comにアクセスするように書かれているのですが、このURLは 500 Server Error となってしまいます。ググるとWikiが有ることが判り、https://wiki.52pi.com/にアクセスしろと教えてくれるのですが、この先に問題があります。このボードはEP-130と云う型番だそうですが、シルクに『EP-130』という文字がありません。そのため躓きます。
このボードのWikiのURLは https://wiki.52pi.com/index.php/EP-0130 です。残念ながらこのページはGoogle翻訳を受け付けていないようです。
24/20ピンATXDC電源ブレークアウトボード
説明
24/20ピンATXDC電源ブレイクアウトボードです。特徴
- 24ピン標準ATXコネクタ、20/20 +4/24ピンワイヤヘッダーをサポート。
- ATX/STX電源をサポート
- 電源のオン/オフを制御するためのラッチボタンスイッチ付き。
- 各チャネルには独立したインジケータLEDがあります
- ワンタイムロックボタンのデザイン
- 大電流許容
ノート
1)電源の一部が-5Vを出力しない(STXが全部出力しない、ATX部分が出力しない) 2)電源の一部が-12Vを出力しません(STXがすべてを出力するわけではありません) 3)5VSBは常にオンです。 4)PWR_OKは、オフにするとオフになり、オンにするとオンになります。 点滅している場合は故障を意味します。 5)電源PWR_OKの設計手順の一部が逆になっています。つまり、電源がオンになり、電源がオフになります。 (ITX STX電源設計の一部)。 6)逆接続すると短絡が発生しますので、ピン1の位置を合わせてケーブルを挿入する必要があります(左側)。
ATX電源の出力電圧とその用途
出力電圧 用途(電力供給先のパーツ) +12V 各種ドライブのモーター、PCIスロット、プロセッサ・コアの電源(電圧を下げて利用)など +5V マザーボード上のロジックIC、各種ドライブ、PCIスロット、プロセッサ・コアの電源(電圧を下げて利用)など +3.3V メイン・メモリとその周辺回路、PCIスロット、そのほかマザーボード上の低電圧対応ロジックICなど −5V (メイン・メモリで使われることもあるが、ほとんど使用されていない) −12V PCIスロット(ほとんど使用されていない) +5VSB ソフトウェア・パワーオン/オフ、Wake On LANなどパワー・マネジメントに関係する回路
ATXの故障判断方法について情報があれば方法論を再検討したいと思います。
2022年5月14日 POWER SUPPLY TESTERなる商品を見つけました。
EP-130を入手した後で気付いたのですが、ほぼ同額でPOWER SUPPLY TESTERなるガジェットがリリースされています。この件は別スレッドにします。
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