最終更新日 2022年12月25日
2023年 3月29日 2.0.4版に更新されていました。
2022年12月25日 9月14日正式リリースされたそうです。
2022年1月18日更新
2022年1月7日更新
2021年12月2日 β12まで進展していました。
2021年7月14日 β9がリリースされていました。β8は見逃してしまいました。
2021年5月18日 β7がリリースされていました。β6は見逃してしまいました。
2021年4月20日 β5がリリースされていました。
2021年3月22日 β4がリリースされていますね。Arduino IDE2.0ベータ版(2.0.0-beta3)が提供されています。βステージ3という事も有りほぼ完成領域にあると紹介されています。
ソースコードも提供されています。1.xとは全く別のプロジェクトとなり、Electronで構築されたとあります。※1.xはJavaでした。リリースノートが2021年3月1日付けで発表されています。
IDEのLook&Feelは大きな違和感を感じません。ただ、フォーラムを読むとESP32だとかSTM32duino環境は不都合があるようです。
もう少し様子見ですね。結局のところデスクトップアプリケーションの構築にJavaを使ってきたが、この時勢Javaはクライアント/サーバモデルのWebアプリケーションで使用されている最も人気の高いプログラミング言語の1つではあるが、多くのユーザが待望する、接続されたボードでコードを実行し、特定の行でコードを停止して、変数、メモリ、およびレジスタの内容をチェックするデバッグ機能が実現困難という判断がされています。この解決策がElectronでの再構築と云う事のようです。
実際にWindows10(build)にインストールして見ました。Windows10以降が対象なのです。
- Windows7環境にMSIからインストール使用としたところ、インストール出来てしまいました。ただ、推奨環境ではないので、これ以上は検証しません。
- ArduinoIDE1xとArduinoIDE2xは共存できるようです。アイコンもIDE1xが丸でIDE2xが四角です。
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- エディタ画面ですが、インデントが明確になりました。これはこれで使いやすそうです。これならTAB=2でも構わないかもしれません。
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- ライブラリマネージャやボードマネージャが同一Window内に表示されます。
- フォルダ環境が異なるようです。
IDE1xでは\Users\[name]\Documents\Arduinoというフォルダが存在しますが、IDE2xではこのフォルダが存在しません。
ボードマネージャでESP32は追加できましたが、Arduino_STM32-masterが登録出来ません。この件については今後の調査が必要です。- IDE2xでは\Users\[name]\.arduinoIDEというフォルダが出来ています。
- IDE2xでは\Users\ToolsBox\AppData\Roaming\Arduino IDE\xxx_log.logが作成されます。
- IDE2xでは\Users\ToolsBox\AppData\Local\Arduino15が作成されます。
- アプリケーションの実体は、\Users\ToolsBox\AppData\Local\Programs\arduino-ideに有りました。
新たに判ったことがあれば追加してゆきます。
β3リリースから1週間が過ぎ、フォーラムにもレポートが挙がり始めました。
自分も感じていた問題がフォーラムにも挙がっており、もう少し注視する必要がありそうです。
その中でも『Hardware』フォルダの扱いが気になります。この件は仕様としてなくなってしまう可能性もあります。
ESP32のビルドが通らない点はβステージの更新で対処することを期待したいです。
3/19にリリースされたようです。リリースノートってないのでしょうか?何が修正されているのか判りません。
β3のバグレポートを挙げた方がβ4での検証結果を揚げてくれるとうれしいのですが、見方が悪いのかすぐに把握できないです。
4/17にβ5がリリースされたようです。注目すべき変更点として以下の点がリストアップされていました。
- システムエラーが発生した場合に弾力性とフィードバックを向上させる(0d0ad9e、f106c97、26a1db3 1)
- BoardsManagerおよびLibraryManagerを介したインストール中のフィードバックの改善(9aff90b、c20f832)
- Arduino CLI0.18.1にアップデート 1 (8071298)
- 新しいスケッチを開くときに現在選択されているボードを使用する(c86d82d)
- 外部に追加されたときに、開いているスケッチの新しいファイルを自動的に開きます(fa9334e)
- 作るスケッチ>ショースケッチフォルダが(正しいフォルダを開くc50d45c 1)
- 何のボードが選択されていない場合でも、ライブラリと例を表示(cb2ef78、68af4c3 1)
- 起動時に無関係な「Git実行可能ファイルの検索中に予期しないエラーが発生しました」を抑制します(a8df244)
- デバッグホバー(80bddc2)で不要な空きスペースを排除します
- ウィンドウの最小寸法制限を削除します(4e7f829)
- LinuxへのGLIBCXX_3.4.26の依存関係を排除します(26a1db3 1)
- AsciiDocおよびMarkdownドキュメントファイルをスケッチタブとして開くことを許可します(b17b7a6)
- [ファイル]> [詳細]> [キーボードショートカット](562b77a)を使用して、キーマップのカスタマイズサポートを追加します。
- デバッガーのバージョンを0.3.10に更新します 1(cdd5cfd)
今回、デバイスマネージャにSTM32duinoがリストアップされました。『Generic STM32F103C』が選べます。しかしBuildは失敗します。また、いろいろ未対応の部分があるのでしょう。そもそもSTM32duinoが使える様になるためにはRoger Clark 氏の尽力が必要なように思われます。
2021年5月18日 β7がリリースされていました。β6は見逃してしまいました。
2021年5月17日にリリースされたようです。
なにはともあれGeneric STM32F103Cがbuild出来るかどうか確認しました。結果は×です。
フォーラムに自分と同じような期待をしている書込が無いか調べました。それらしいスレッドは無いですね。
2021年7月14日 β9がリリースされていました。β8は見逃してしまいました。
リリースノートを見る限り7月9日にリリースされたようです。
Generic STM32F103Cがbuild出来るかどうか確認しましたが、結果は×です。collect2.exe: error: ld returned 1 exit status Multiple libraries were found for "Wire.h" Used: C:\Users\ToolsBox\Documents\Arduino\hardware\Arduino_STM32-master\STM32F1\libraries\Wire Not used: C:\Users\ToolsBox\Documents\Arduino\hardware\Arduino_STM32-master\STM32F1\libraries\WireSlave Compilation error: Error: 2 UNKNOWN: exit status 1https://github.com/rogerclarkmelbourne/Arduino_STM32/wiki/Installation
を見る限り、ArduinoIDE2に対応したとか云うような情報は書かれていません。
β12は10月にはリリースされていたようです。結構進展していましたのでUpdateして見ました。
コンパイルを実行して見ましたが、エラーが出ます。 やはりrogerclark版には対応していないみたいです。https://github.com/rogerclarkmelbourne
を確認しました。『Arduino 1.8.xに準拠』という記述はあれどArduino 2.0.xについては触れられていません。
フォーラムを検索して見たところ
board manager for RogerClark's version + arduino IDE2.0
というスレッドが見つかりました。
ここ見る限り、2021/3/4の時点でRoger's Coreを使用してBluepillはArduino 2.0.xには対応しないように思われます。残念です。
RCステージに至ったこともあり、このバージョンからは仕様変更や機能拡張はなく、バグ取りだけになったと云う事だと理解します。
それとは別にArduino 1.9βが紹介されています。びっくりです。Arduino 1とArduino 2は並列して進んでゆくのでしょうか?
フォーラムを確認して見ました。が、よく判りませんでした。
ESP32のコードでArduinoIDE1.8.19でbuild出来たinoをArduino2.0RC3でbuildして見ましたところ、コンパイルエラーが発生しました。
内容を見るとインクルードしている“SD.h”の選択ミスを起因としたエラーだった様です。
c:\Users\ToolsBox\Documents\Arduino\libraries\SD\src/utility/Sd2PinMap.h:524:2: error: #error Architecture or board not supported. #error Architecture or board not supported. ^ Multiple libraries were found for "SD.h" Used: C:\Users\ToolsBox\Documents\Arduino\libraries\SD Not used: C:\Program Files (x86)\Arduino\libraries\SD Not used: C:\Users\ToolsBox\AppData\Local\Arduino15\packages\esp32\hardware\esp32\1.0.4\libraries\SDこのエラーを回避するにはライブラリを意図的に選択出来るようにする必要があるかと思いますが、判りません。
これまではinoと同一フォルダ内に該当ファイルを移動させて優先度を高めていました。が、はじめから提供されているパッケージとなるとどうしたモノか?IDE1.0で使用していたライブラリはExampleにSD(esp32)があり、SD_time,SD_test が登録されていました。
ESP32用のSDライブラリを探して追加インストールしないといけないのかと思います。これがうまく実現出来ません。IDE1.0の要領ではダメみたいです。
引き続き調査します。
2022年12月25日 9月14日正式リリースされたそうです。
現時点ではArduinoIDE2.0.3迄進んでいるのですが、ArduinoIDE2.0.が9月14日リリースされたと云う事を 窓の杜 で知りました。
Arduino-STM32がどうしてもArduinoIDE2.0βで使えなかったこともあり、すっかりご無沙汰でした。
現状RP2040を搭載したボードの入手性が安定してきたこともあり、こちらにシフトしたいと思っています。その意味でArduinoIDE2.0を使う意味合いが出てきました。引き続き注目してゆきたいと思っています。
2023年 3月29日 2.0.4版に更新されていました。
2023年3月28日更新版として2.0.4にUpdateされているようです。211MB、解凍すると600MBにもなります。解凍してもReadMeがないので更新内容の確認はできませんでした。
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