うるう秒が無くなるそうです。

最終更新日:2022/11/23
作成日:2022/11/23

『うるう秒』を公式時計に追加して地球の回転と同期させる慣行は、2035年から廃止されるそうです。
11月18日にパリで開催された重量と措置に関する総会で決定しました。

うるう秒というのは、「天文時間」と「原子時間」のずれを補うために導入された仕組みです。今回うるう秒を廃止するという事は『原子時間』を正とすると云うことかと思います。
うるう秒は不規則であり、1972年から2014年の間に25回発生したそうです。この不規則性を嫌ったFacebookやInstagram、Googleらが提唱してきました。

閏秒はなぜ必要なのでしょうか?

今回の決定にロシアは異論を持っているようです。GPSやみちびきは『うるう秒非対応』なのに対してGLONASSはきちんと対応していることも一因のようです。

とはいうものの、「天文時間」と「原子時間」のずれは存在し、うるう秒が無ければズレは広がる一方です。閏分と云う考えだと100年間は発生しない事になるようです。

普通に生活する上で「天文時間」と「原子時間」のずれが気になるかどうか、、、
マスタ時間が「原子時間」で問題は無いし、正確なインクリメントは都合が良いです。
PCの時計は一月で1分近くズレますし、気付いたら補正すればいいです。
しかしサーバサイトはうるう秒がトラブルとなるため避けたいという意向は判ります。NTPdも大変な努力をしているのでしょうね。

2036年はNTPの2036年問題があります。その前に少しでもトラブル要因を無くしてゆくことはいいことなのかと思います。
さて2036年問題は無事過ごせるのか?残り14年、自分もまだ生きている可能性が高いので注視したいです。


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