相続税を払っている人ってどのくらいいるのでしょう?

最終修正日:2023/12/15

母が亡くなり二次相続手続きが始まりました。父親がなくなった際、相続税の支払いに苦慮したため、二次相続対策を検討していたのですが、突然のことで十分な対策も出来ず、今回も支払いが発生しそうです。
で、ふと思いました。どのくらいの方が相続税を支払っているのか。
答えは財務省のサイトにありました。令和3年で総相続件数の9.3%が課税対象で、負担割合(納税額/合計課税額)は13.1%となり、次の相続税改正まではこの割合は単純増加する様な雰囲気です。

相続税法の改正はこの50年で6回ほど実施されたことが判りました。その経緯も説明が書かれていました。
バブル期の土地価格高騰に伴って、基礎控除の引上がなされ、その後の地価下落で見直しが必要になり、2015年から現状の基礎控除額になった模様です。※今の公示地価は50年前の公示地価とほぼ同じのようです。
50年前の税率で、母の相続財産を計算すると税額が、今回の3倍以上になるようです。でも、2015年直前の税率なら半分で済んだみたいです。
最高税率が折角低くなっていたのに、2015年以降は明らかに税徴収額の増収が図られており、なんか悔しいです。

次は自分が被相続人の番です。どのように相続すべきか今のうちに考えておく必要があります。土地と家で相続課税対象となりそうです。その上、農地があります。農地のために相続放棄は考えどころです。早々の家族会議が必要です。


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