最終更新日:2022/3/31
Seeeduino社の XIAO(シャオ)には2種類のGroveShieldボードが用意されています。
- Grooveシールド(SKU 103020312)
- 拡張ボード(SKU 103030356)
XIAOやXIAORP2040、Adafruit QT Py RP2040を設置することが可能です。
半田付け作業を極力避けて、短時間でコーディング、デバッグが出来る様に便利に使う事が出来ます。
ただ、実際のところ配線アサインが安易に変更出来ないとか、使い慣れないデバイスが搭載されていたりと気になる部分も多々あります。
価格的には、自分で同等品をかき集める事と比較しても十分にリーズナブルな商品だと思っています。Grooveシールドは未入手ですが、拡張ボードは入手し、XIAORP2040を搭載して動作確認作業をしています。
- SPI接続はちょっと検討が必要です。TFカードスロットはSPI接続でCS=D2pinです
- I2CはWire1を宣言する必要があります。
- LCDはSSD1306のドライバが使えます。ID=0x3Cです。多くのライブラリの初期値がID=0x3Dなので注意が必要です。
- RTCはPCF8561が搭載されています。ID=0x51です。精度自体はRP2040よりもいいのですが、使い勝手を考えるとDS3221の方が使いやすいかなっと勝手に思っています。
- ブザーが搭載されています。A3に接続されています。
- アクリルケースもオプション販売されているのですが、スリガラス状のためOLCDが読み取れなくなります。残念です。
また、Groveコネクタを使うとロック機構が邪魔します。もう少し検討して欲しかったです。Seeed Wikiにはサンプルスケッチが用意されています。
XIAOのArduino環境でのWiki は日本語のページが用意されているのですが、XIAO RP2040のArduino環境でのWiki は日本語サイトが無いのは残念です。
また、ここに出てくるスケッチは基本単体での動作確認用スケッチです。Shieldに接続してのスケッチとは異なります。拡張ボードを絡めたスケッチですが限られます。Seeed社エンジニアの方のブログが一番かと思います。
Shieldを使う場合ライブラリの選択は重要だと思っています。pinアサインの変更やアドレスの変更を予め考慮していないモノは使いにくいです。そして、いろいろな環境に移植出来るモノ、そのまま流用出来る事を考慮している事も重要だと思っています。
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