W5500がフリーズしたときの対策

最終更新日 2022年6月10日

Arduuinoで扱う上で WizNetのW5500は調子よいと思います。価格もリーズナブルで入手性も比較的良く、本家Arduinoの標準開発ボードに使用されているという事が理由です。
RPiPico版の開発中、RPiPico上のプログラムは動いており、7セグLED表示も期待通りRTCを刻んでいるのに、ブラウザからアクセス出来ません。pingさえ反応がないという状況に陥りました。RPiPico上のプログラムではWDTの仕組みを組込、フリーズしたらrebootする様にしているのですが、W5500の無反応状態はWDTの対象外となってしまいます。
RPiPico上のプログラムで対策案を検討したところ、Loop()内で定期的にW5500のHWstatusチェックをすることでrebootするタイミングが得られることが判りました。

今回STM32miniShield上のW5500もW5500の無反応状態に陥ることが確認出来ました。STM32mini上のプログラムでも対処が必要だと云う結論に至りました。

Ethernet.h/Ethernet2.h/Ethernet3.h にEthernet.hardwareStatus()が存在し、この返値が実施に装備されているW5500かどうかを監視しておくことで、W5500の無反応状態のチェックが可能のようです。


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