最終更新日 2019年10月1日
温度センサについて調べました。
これまでにもI2Cモジュール調査時に温度センサを調べていますが、今回はどうしても使わざるを得ない状況になり、慌てて入手しました。
実際に採用したのはADT7410を搭載したモジュールですが、入手性だとか実際の使い勝手等考えるところがあり記録に残します。MEGAのシールドにRTCモジュールを載せています。カバーでCPUボードを囲ってしまった事もあり、可成り熱が籠もります。気になりました。
そこで、温度センサを追加することになったのですが、I2Cの端子はRTCに接続してあることもあり、どのようにバスを出すか考え、RTCの空いている端子を使うのがリーズナブルだと考えました。となるとpinアサインの並びが問題になります。GND/VCC/SDA/SCLの並びがリーズナブルです。この並びはOPEN-SMARTのI2Cバスの並びのようです。
 LM75A 並び○ |
 LM75A 並び○ |
 LM75B 並び× |
 ADT7410 並び× |
 ADT7410 並び× |
 ADT7410 並び× |
 ADT7410 並び○ |
 ADT7420 並び× |
 SHT31 並び× ADS=0x44 |
- VCC/GND/SDA/SCLと云う並びのモジュールの方が多いようです。RTCモジュールのpinサインも含めシールド基板上に接続する構想が必要です。
- 温度センサのI2Cアドレスは0x48が多いようです。使用するライブラリでbegin()にアドレス指定が出来ればいいのですが、これが出来ないと辛いところです。
複数のアドレスを指定できるということは、温度センサを複数設置できるわけでとても意味があります。- 温度センサのセトリングタイムは気にする必要があります。ライブラリによっては温度取得完了までバスを開放しません。
ADT7410は240msec掛かる模様です。(16bit)
ADT7420も240msecだそうです。(16bit)
LM75Aはカタログ上100msec(9bit)
SHT31はカタログ上12.5msec(16bit)- 実際に使ってみるとLM75Aはエラーが出ます。急激な温度変化に対応出来ないようです。ちょっと問題がありそうです。
- ADT7410は普通に使えるモノの、変換時間が思ったより掛かっていると思います。急激な温度変化でもエラー無く取得出来るので良しとも云えますが。
I2Cで利用出来る温度センサを再調査しています。GY-21なるモジュールを入手したからです。使い勝手を体感したかったです。別ページに移動します。
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