GRBL on BulePill

2017年7月24日更新

STM32duinoを使い込んでゆこうと作業している過程でBluePillでGRBL1.1が動作するという記事をみつけました。

木製CNC自作 STM32F103C8T6でGRBL<https://woodcnc300.blog.fc2.com/blog-entry-991.html>

ちょっとしたショックでした。STM32F103はAVR328に比べれば、メモリも余裕があるし、クロックも4倍強と余裕有るし、なんと云っても32bitプロセッサで、float演算等に余裕が出ます。
とはいうもののpin構成が違うので簡単に割り付け直すことが出来るのかとか、タイマ割込の仕方等に移植上の問題が出るのでは無いかと思っていました。
それが、2016年末にはプロジェクトリリースされていたようで、『ちょっとしたショック』という印象を持った次第です。

出典は <https://github.com/usbcnc/grbl> のようです。使用しているIDEが CooCox で、STLink を介してプログラムの書き込みをするとあります。
また、pinアサインの調査もされていました。

PoartA
A0 2 X_Step X軸パルス出力
A1 3 Y_Step Y軸パルス出力
A2 4 Z_Step Z軸パルス出力
A3 5 X_Direction X軸移動方向出力
A4 6 Y_Direction Y軸移動方向出力
A5 7 Z_Direction Z軸移動方向出力
A6 8 Stepper_Enable/Disable 出力
A7 11 SpindlePWM 出力
A8 -  
A9 -  
A10 -  
A11 -  
A12 -  
A13 SWD  
A14 SWD  
A15 A5 Probe 入力

PortB
B0   Spindle_Enable/Disable 入力
1 13 Spindle_Direction 出力
2   Coolant_Flood 入力
3   Coolant_mist 入力
4   -  
5 A0 Control_Reset 入力 コントローラリセットSWボタン
6 A1 Control_FeedHold 入力 コントローラホールドSWボタン
7 A2 Control_CycleStart 入力 コントローラスタートSWボタン
8   Control_SafetyDoor 入力
9   -  
10 9 X_Linit 入力 X軸エンド到達
11 10 Y_Linit 入力 Y軸エンド到達
12 12 Z_Limit 入力 Z軸エンド到達
13   -  
14   -  
15   -  
  • STM32F103のpin番号はポート番号 それに対してAVRはUNOの表記番号
    AVR328であれば、ほぼ表記は同じだが、MEGAだと表記は同じでもアサインが異なるため注意が必要
  • GRBLはv0.9以降、それ以前と物理的にpinアサインに変更がある。
  • PB2(Coolant_Flood)の扱いはとても気になりますが、クーラントを使わないのであればGND固定で問題なければそれでよし。
  • PA13/14(SWD)はSerial Wire Debugの略で、シリアルの代替として使うことを意味している。※USBポートでのデバッグが考慮されていない


戯言(nonsense)に戻る


問い合わせ頁の表示


免責事項

本ソフトウエアは、あなたに対して何も保証しません。本ソフトウエアの関係者(他の利用者も含む)は、あなたに対して一切責任を負いません。
あなたが、本ソフトウエアを利用(コンパイル後の再利用など全てを含む)する場合は、自己責任で行う必要があります。

本ソフトウエアの著作権はToolsBoxに帰属します。
本ソフトウエアをご利用の結果生じた損害について、ToolsBoxは一切責任を負いません。
ToolsBoxはコンテンツとして提供する全ての文章、画像等について、内容の合法性・正確性・安全性等、において最善の注意をし、作成していますが、保証するものではありません。
ToolsBoxはリンクをしている外部サイトについては、何ら保証しません。
ToolsBoxは事前の予告無く、本ソフトウエアの開発・提供を中止する可能性があります。

商標・登録商標

Microsoft、Windows、WindowsNTは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
Windows Vista、Windows XPは、米国Microsoft Corporation.の商品名称です。
LabVIEW、National Instruments、NI、ni.comはNational Instrumentsの登録商標です。
I2Cは、NXP Semiconductors社の登録商標です。
その他の企業名ならびに製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
すべての商標および登録商標は、それぞれの所有者に帰属します。