最終更新日:2019/7/11
知らぬ間にRaspberry Pi 4がリリースされたようです。日本では技適が通っていないようで、秋月ではまだ扱っていません。
日本でまだリリースされていないとはいえ疎くなりました。早速調査しました。比較しました。
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Quad-core Cortex-A53(ARM v7) 64-bit SoC@ 1.4GHz |
Quad-core Cortex-A72(ARM v8) 64-bit SoC @ 1.5GHz |
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OpenGL ES 2.0 |
OpenGL ES 3.0 |
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Bluetooth 4.2, BLE 4 x USB 2.0 ports Gigabit Ethernet over USB2.0 (max. 300Mbps) |
Bluetooth 5.0, BLE 2 x USB 2.0 / 2 x USB 3.0 ports True Gigabit Ethernet |
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H.264 encode (1080p30) OpenGL ES 1.1, 2.0 graphics |
H.264 decode (1080p60) H.264 encode(1080p30) OpenGL ES 1.1, 2.0, 3.0 graphics |
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2GBモデル=$45 4GBモデル=$55 |
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CPUクロックはさほど上がっていませんが、処理能力は3倍になっているとの事です。以下ベンチマーク
Linpackというベンチマークの結果です。
- 黄色バー:高速単精度(SP)
- 白色バー:低速倍精度(DP)
- 緑色バー:単精度変異(NEON)
CPUが強化されていることは間違いなさそうです。
BCM2711とBCM2837B0の違いはクロックの違いと云うよりもプロセスノードが40→28nmとなったことの大きいのかもしれません。
そうはいうもののボードとしては発熱も大きくなってしまっているようです。有線LANもきちんと1000Baseに対応し、Videoの処理能力も相当上がっています。USB3.0にも対応したようです。
接続アクセサリはそのまま使えないようです。
ケースも用意されていますが、共有は出来ません。RJ45/USBのコネクタ配列が微妙に異なっています。HDMIもmini×2ですし、、、、詳細は未確認ですが、GPIOは維持されているようです。カメラI/Fも互換性があるようです。使い方によってはUpdateする必要性は無いのかもしれません。ただ、価格は下がっていると云えるので調査しておく必要性はありそうです。
OSも更新されるようです。ドライバー群の更新やUIの変更もされているとのことです。
スペックを見ている限り KODI をインストールしてメディアサーバとして使いたくなります。Pi Model 3 B+で試したのですが幾つか躓きました。
- LANが疑似ギガビットです。この為なのかパフィーマンスが悪いです。
- FullHDの60Hzに対応していません。KODIが対応していたりするので淋しいです。
単体のメディアサーバのサポートするレベルに達していないと云えます。それが今回のボードなら十分な処理能力という期待をさせます。今後レビュー記事が出てくると思うので注視してゆきます。
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