最終更新日:2022/9/6
monoistの2022年09月05日の記事に『Windows環境と共存可能なRTOS「RTX/RTX64」の生存戦略』と云うのがありました。「RTX/RTX64」と云う初めて耳にするOSについて調査します。
- RTX/RTX64の開発元はIntervalZero 日本代理店は東京エレクトロンデバイス(TEL)
- IntervalZeroの創業は2008年だが1980年にケンブリッジで創業したVenturComというソフトウェア企業に由来する
- IoT時代のリアルタイムOSとして 謳われています。
- IntervalZeroは ETSの権利も保有しているようです。
- RTXのコンセプトは ETSからさらに一歩進めて、Windows環境とRTOS環境が共存する
![]()
- 1GHzのCPUの場合、以下の条件で実行出来る様です。
- 2つのRTX Process間のスイッチング:0.4μs
- 2つのRTX Thread間のスイッチング:0.4μs
- RTX ThreadとWin32 Thread間のスイッチング:2μs
- 2013年以降に64bit版のRTX64がリリースされ、更に高速なスイッチングが実現出来RT性が強固になっている模様。
- TELによると Windows 10までの全てのWindows OSを、タイムクリティカルなアプリケーションで使用できるRTOSにするための拡張機能 と云うスタンスのようです。
LabVIEWはETS上で動作するRT版がありますがRTXで動くのか?気になりました。
https://forums.ni.com/t5/LabVIEW/LabVIEW-RT-and-RTX/td-p/2544745 によると、RTXにはLV8.2以前には対応していたが、以後はサポートしなくなったと受け取れます。
免責事項
本ソフトウエアは、あなたに対して何も保証しません。本ソフトウエアの関係者(他の利用者も含む)は、あなたに対して一切責任を負いません。
あなたが、本ソフトウエアを利用(コンパイル後の再利用など全てを含む)する場合は、自己責任で行う必要があります。本ソフトウエアの著作権はToolsBoxに帰属します。
本ソフトウエアをご利用の結果生じた損害について、ToolsBoxは一切責任を負いません。
ToolsBoxはコンテンツとして提供する全ての文章、画像等について、内容の合法性・正確性・安全性等、において最善の注意をし、作成していますが、保証するものではありません。
ToolsBoxはリンクをしている外部サイトについては、何ら保証しません。
ToolsBoxは事前の予告無く、本ソフトウエアの開発・提供を中止する可能性があります。
商標・登録商標
Microsoft、Windows、WindowsNTは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
Windows Vista、Windows XPは、米国Microsoft Corporation.の商品名称です。
LabVIEW、National Instruments、NI、ni.comはNational Instrumentsの登録商標です。
I2Cは、NXP Semiconductors社の登録商標です。
その他の企業名ならびに製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
すべての商標および登録商標は、それぞれの所有者に帰属します。