NotePCでデバイスドライバにCOMポートがないケース

最終更新日:2023/2/21


普段使用しているArduinoIDE環境(デスクトップPC)でRP2040デバイスのコンパイルにて exit status 3 というエラーが発生し、この解決策が得られないことから、別途PCにてArduinoIDE環境を仕立てる必要が出てきました。
Windows7がインストールされている環境はThinkPadT440pだけなので、ここに環境を構築することにしました。
環境構築後、WinFi360-EVB-Pico をUSB接続したところ、IDEからシリアルポートが認識されないどころか、デバイスマネージャでポート(COMとLPT)のメンバが無い事も確認しました。この状況下で ArduinoIDE環境 からコンパイル済みのオブジェクトをWinFi360-EVB-Picoに書込出来る様にしたので記録に残しておきます。

まず確認したことは以下の通りです。

そこで次の手順でシリアルドライバをインストールし、WinFi360-EVB-Pico をUSB接続した時にシリアルポート認識する様にしました。Arduino-Pino(ボード)を使うのですがシリアルドライバをインストールするためにはArduino_MBED_OS_RP2040_Boardsを最初にインストールしておくべきです。インストール途中でシリアルドライバのインストールを促されます。
ただし、必ずしもうまくゆくわけでは無いようで以下の準備はしておいてください。

この作業によって、自分の環境下では WinFi360-EVB-Pico を接続すると IDEからシリアルポートが認識出来るようになり、直接【マイコンボードに書き込む】が実行出来る様になります。また、デバッグ用のシリアルモニタも使える様になりました。


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