CANインベーダーという車両盗難手口にOBD2が絡んでいるとのことで調べました。

最終修正日:2021/7/7

今朝(2021/7/7)のめざましテレビで、レクサスが盗難された手口が紹介されていました。
『CANインベーダー』と云う手口が使われたとのことです。
犯人はダブレット端末を操作して鍵を解除しエンジンを掛けて逃走しました。
防犯カメラに犯人の顔が映っているようなので、すぐにこの事件も解決するのかと思っています。

ただ、愛知県内では同様のレクサス盗難事例が多発していることが判りました。
日本経済新聞2021年2月2日の記事で、2020年の被害統計でレクサスLXが県内登録台数605台中119台が被害に遭ったとのことです。すべての手口が『CANインベーダー』なのかは定かではありませんが気になるところです。

この時期の新車であればDCM(Data Communication Module:車載通信機)が標準装備されており、車の所在地を確認する術も用意されているようなのですが、被害が繰り返されている点からすると、仕組みが十分ではないのでしょう。
そもそも『CANインベーダー』なる手法で盗難されてしまう点を対策する必要がありそうです。実際に対策する企業も広告を出していますね。『CANインベーダー』でググるとGoogleに広告登録はしていないものの、キッズガレージ社等が検索結果に挙がってきます。

『CANインベーダー』の仕組みについて先人が書かれている記事を確認しました。
https://car-moby.jp/article/car-life/useful-information/can-invader/
この記事によると『CANインベーダー』はOBDUのCAN信号を介してシステムへアタックし所望の操作を悪用実現することのようです。
タブレットで操作していることを考えると、OBDUにBluetoothドングルを付けて通信接続して制御するのでしょうか?ただ、アダプタの接続が外部から出来てしまうのかどうか?

OBDUは車両の故障判断をするツールという位置づけだったように思うので、OBDUの仕組みに精通していればいろんな事が出来てしまうのでしょうね。
レクサスLXに限らずトヨタ車が狙われるのはCAN通信のプロトコルが流出しているからでしょうか?この辺りも調査したいところです。

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