手元の環境下でのNTPサーバ運用

最終更新日 2021年07月05日

手元の作業環境では、Localゾーンに接続しNTP同期が出来る機器はすべてSTM32miniShieldで構築したGPS-NTPサーバにアクセスして時刻同期を掛けるようにしています。

ソースコードのUpdate 等で止まっているとき以外はずっと動いています。そこそこ安定していますし、異常があればWatchDogタイマでリスタートが掛かり、本当に止まっている期間はありません。

基本SNTPサーバです。NTPパケットを受け取ったら内部時計値を返します。
一方内部時計値は1秒毎にGPSセンテンスを受けて補正しています。

  • トレーディングカードケースとして販売されているサナダ精工L-8997に納めて運用しています。
  • IPアドレスは固定 192.168.0.199 で運用しています。
  • GPSアンテナはCrosstourのCR900対応アンテナを使っています。入手性を考慮。
  • 電源はTOPK・ 8-Port Quick Charge 3.0 USB Chargerを使っています。
  • ChargerDoctorで電源使用量をチェックしていますが、200mA程消費しています。

ブラウザからhttp://192.168.0.199/にアクセスするとメニュー画面が出ます。

メニュー1をクリックすることで、設定情報の確認と変更が出来ます。

ここに表示している内容はEEPROM相当に書き込まれています。※STM32duinoではフラッシュメモリをEEPROM機能として代用しています。

メニュー2をクリックすると最新取得のGPSセンテンスを表示します。

位置情報を表示したくなくて、リセット直後の取得内容にしました。時刻情報に少数位以下が000になっていないのは3つのGPSを捕らえ切れていないという事になり、位置情報を演算できていません。数分で位置情報を確立できます。

グラフは最新24時間のGPS情報をロギングしています。緯度経度はアンテナ位置を移動させるとちゃんと反応します。

WindowsPCからNTPに時刻問い合わせをするにはNTPパケットを投げかければいいのですが、NTPサーバの時刻のみを得る方法は判りません。PCを同期させたり、サーバの情報を取得したりすることはコマンドラインで実現出来ます。

LabVIEWからNTPサーバの時刻を取得するコードは作成してみました。普通に時刻取得可能です。


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