最終更新日 2021年4月20日
製作編でLVModbusTCPというツールを提供しています。
これは、STM32miniShieldで拵えたModbusSlaveに対するMasterToolが必要という意味合いがあります。しかし、ModbusTCPという規格に則っているので、汎用デバイスに対しても接続出来ます。
逆に汎用のModbusTcpマスタツールはSTM32miniShieldで拵えたModbusSlaveに対しても使えるはずです。市場に出ているModbusTcpマスタツールを調査して記録に残しておこうと思いました。
アプリケーション名 | 価格(無償?) | 特徴 |
LVModbusTCP | 無償 |
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Modbus Poll | 1 license: $ 129.00 |
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ModbusViewTCP | 有償と思われる |
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simplymodbus | 1 license: $ 60.00 |
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LabVIEWにModbus用のライブラリが無償提供されていたので構築しました。
STM32miniShieldで拵えたModbusSlaveで接続されたセンサ等がモニタしながらグラフ表示出来る程度でいいと思ったのですが、単体制御もちゃんと出来ました。ModbusはHttpによる制御に比べ明らかに反応がいいです。
Modbusツールとしては標準的な扱いのようです。Master側だけでなくSlave側も用意しているため、PC1台でデバッグに利用できます。
1 license: $ 129.00ですが、30日間は評価期間です。ただ、1回の連続使用が10分という時限制限があります。STM32miniShieldで拵えたModbusSlaveのデバックに大いに役立ちました。
対応するFunctionが広範囲です。これがスタンダード扱いの印なのかと思います。
使い勝手についてはなんともいえません。使い方を日本語化しました。
登録しないと15分という使用時間制限があります。登録に関する情報が不十分です。
Helpページの最初に登録の仕方が記載されています。oceancontrols社に連絡を取る必要があるようです。普通に使えるのですが、データアクセスした後の表示について疑問があります。アクセス可能なデータが4つしか無いのに100とか指定すると、エラー無く処理しますが、表示される範囲外データがどこから得られた値なのか気になります。この辺りの扱いが気になります。
ログを見てみると、幾つか判ったことがあります。
- 要求はアドレス $00から100点($64)を指定しています。
- スレーブ側からはエラー無く応答が返っており、アドレス $00から16バイト($10)をなっています。
- ModbusViewTCPは100点分のメモリを確保したのに、結果は8点分しか無くその部分は更新されるもデータが無い部分はバッファ内のゴミデータを表示しているようです。メモリ確保した後“0”パディングしていないのでこうなるのでしょう。
- 例外コードが返るのが正解なのか?8個しかデータが無いのであればマスタソフト側がデータが無い部分をNULL表示すべきなのか?
Helpの内容を日本語化してみました。
2021年4月21日 価格が判明しました。AUD75.00(約6500円)だそうです。
https://oceancontrols.com.au/ocs-011.html
最新版は8.1.2だそうです。LabVIEWRTE2014を要求します。
このソフトは、コマンド列を意識して記入する必要があり、一般ユーザには使い辛いのでは無いかと思います。
資料を日本語化してみました。
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