Windowsでコピペできるデータの最大サイズとは?

最終更新日 2022年6月14日

Gigazineの2022年06月10日の記事に『Windowsでコピペできるデータの最大サイズとは?』というモノがありました。
Windowsの主要開発者であるレイモンド・チェン氏が解説が掲載されています。
https://gigazine.net/news/20220610-windows-clipboard-maximum-size/

結局は制限値があるわけでは無く、Windowsに搭載されている物理メモリに対してメモリアロケート要求をしたときに確保出来る最大値という事なのでしょう。

この記事の切掛となっているEXCELによる『コピー&ペースト操作でのエラー』がメモリ確保やデータコピー確保に30秒の制限があり、そこでtimeoutするとコピペに失敗し、データサイズの制限があるのかと錯覚する自体になったようです。
この記事では「遅延レンダリング」と云う言葉が出てきます。遅延レンダリングとはクリップボードにはデータを格納せず「クリップボードが呼び出される際にアプリケーションにデータの出力を要求する」という指令を与える方法とのことで、EXCELのリッチテキストに対するコピー作業が遅延レンダリングを用いている事に起因しているとしています。

メモリ容量が満たされており、直接クリップボードにコピー出来れば今回のエラーは発生しなかったことになります。

自分はLabVIEWでクリップボードを使用したコピペの関数を作成して愛用しています。

CopyTextToClipboard.vi

copys text to the Windows clipboard

2002 by Arnold Bartel

2015 by T.Wanibe

今コードを確認すると、エラーチェックを全然していないですね。kernel32の返値をちゃんと取り出して判断処理をする必要があります。このコードだとメモリエラーも判断が困難ですね。


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