Windowsインストーラー(MSI形式)を装う攻撃についてレポートが紹介されていました

最終更新日 2023年5月10日

日経クロステック ActiveのDMに『Windowsインストーラーに偽装した攻撃に注意、その手口の詳細と対策を解説』という資料提供のお知らせがありました。
オリジナルを探したところ、サイバーリーズン社の 2023/03/03のブログ  脅威分析レポート として掲載されていることが判りました。こちらであれば登録せずとも読むことが出来ます。

この記事によると、windowsOS環境下でUpdateとして各種アプリケーション或いはWindowsUpdateとしてMSI形式のインストーラが提供されることが多々あるが、このMSI形式を装って悪意のあるファイルを提供することがあるとあります。このとき、このインストーラが正規のモノと見分けがつきにくく、また、インストーラという事でスーパーユーザ権限で作業されるため無防備となり高度の攻撃対象となり得ると云う事を紹介し、その悪意のあるMSIファイルの解析と見分け方等についてレポートされています。


正直難しい内容です。自分も開発環境でインストーラの作成を実行しますが、開発環境がWindowsインストーラを採用しているため気にしたいところです。特に悪用方法がたくさんあるとのことで全てに目を向けるのも大変そうです。
自分が気にしているのはWindowsインストーラーベースだとマイクロソフト社の認証登録を受けていないインストーラはどうしてもアラートが出てしまい『無視してください』としています。この部分が、Windowsインストーラーに纏わる悪意・攻撃が浸透することで、アプリケーションを使ってもらえないという状況に陥るのでは無いかと心配してしまいます。

このようなレポートが出たことで、開発環境側の対策が進み、更新提供されるのを期待する次第です。


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