ミズシオン(水と塩で発電)

最終更新日:2021/1/2

テレビ番組で 塩と水を注ぐだけで80時間LEDランタンが点灯するという商品が紹介されました。メーカ名や商品名は紹介されませんでしたが、amazonで検索すると相当品がいくつかあることが判りました。
原理が知りたくて調査を進めたところ、マクセルのMS-T210WHの紹介サイトに原理が紹介されていました。

https://www.maxell.jp/consumer/img/ms-t210wh_im02.jpg

マグネシウム合金を陰極として陽極が空気、電解液が塩水でイオン交換が起き発電するようです。
塩水の濃度は3〜5%を推奨しているようです。7gの塩を180ccの水で溶くことが記載されています。
マグネシウム合金表面が水酸化マグネシウムに変化してイオン交換が止まるようです。表面に付いた水酸化マグネシウムを洗い流して繰り返し使う事が出来るようです。陰極のマグネシウム合金寿命は80時間となっています。陽極のみ交換可能でコストは約1000円です。

発電量ですが、MS-T210WHはランタンという商品で扱っているため、詳細な発電量までは情報提供されていません。どこかに情報が出ていないか調べて見ました。
藤倉ゴム工業のWattSattと云う商品は280Whという容量が表示されています。3万円強という価格、交換電極オプションが無いようで、使い捨て非常用電源という事になります。
古河電工も300Whの電池を提供しています。こちらも3万円前後するようです。

電解液を入れなければ数年〜10年の保管が可能というのが最大の特徴かと思いますが、繰り返しコストが高すぎると云う印象です。
ソーラーバッテリもそれなりの電気容量を得られるようになっていることから使い道をきちんと選定しないといけないなと思う次第です。


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