LAN構成された装置をインターネットに接続する

最終更新日 2020年6月29日

工場に納めた検査装置は、基本インターネットに接続出来ません。してはいけません。
集結しているハブに工場内の社内LANケーブルを接続すればいいのですが、セキュリティの問題以前にゾーンの問題があり、安易なことは出来ません。192.168.250.0/24のゾーン設定しており、外部に出るためにはGatewayIPやDNSの情報が必要です。NAT機能を有した装置がGatewayIPを担当し、DNSサーバにて名前解決することになります。

普段検査装置はLANで収まっています。インターネットに出る必要性はありません。ところが、偶にOSやライセンスに必要なアプリケーションのアクティベートの為にインターネットに出る必要があります。現在では電話でのサポートは対処できない部分もあります。

そんなとき、これまでは必要性が発生したPCにUSBタイプの無線LANアダプタを接続し、iPhoneのテザリングを立ち上げて無線LAN接続し、インターネットに出て必要な処理を行って、完了したら無線LANを切断し、ドングルを外して、ドライバソフトを削除して完了となります。PC毎に作業しなくてはならないし、設定を弄る必要があったりと面倒です。

理想的な方法を検討してみました。
各PCに設定したLAN設定は弄りたくありません。となるとインターネットに接続可能なGatewayとなる装置をLAN-HUBに接続し、その装置が接続している間、ルーティングが有効になると理想的かなと思いました。

モバイルWANルータでLANポートがある商品があれば、それは調子いいと思います。ところが、該当する商品がヒットしません。
外部に出るにはiPhoneのテザリングで十分です。無線LAN接続し、有線LAN変換出来る装置であれば物理的にはLAN-HUBに接続可能です。
無線LAN子機と呼ばれる装置であれば物理的な接続は出来るので後は設定次第。早速購入して見ました。

物理的な接続は可能です。iPhoneに接続は出来ます。また、LAN側は初期値が192.168.0.1ですので、GatewayIPである192.168.250.1に設定しました。これでうまくゆくかと思ったのですが、PCから無線LAN子機は認識されますが、URLを変更してインターネットに出たいのに出れません。
調べてゆくと、iPhone側の接続アドレスは、172.20.10.1になっています。これがこの無線LAN子機のLAN側に設定したIPアドレス192.168.250.1に変換されないといけませんが、この無線LANユニットの設定ではこの使い方でNAT機能が働かないようです。
WAN側が 172.20.10.1 LAN側が 192.168.250.1 になるようなNAT機能はTP-LINK WR902にも無いわけではありません。ただ、本体のモードをルータモードに設定し、LANコネクタにWAN側の接続が出来ないといけないようです。
TP-LINK WR902で目的を実現するのは難しそうです。
世の中にある商品で目的を実現出来るようなものが見つけられません。ただ、2つの装置を連結すれば出来るのでは無いかと思いました。

をすれば良いかと思います。Gatwayアドレスを後段出力側は固定出来ますが、上位までうまく実現出来るか、気になるところではあります。
電源だけはUSBによる電源供給を検討します。

1台で実現出来ればいいわけですが、先のTP-LINK WR902で実現困難であることが判明し、装置2つを連結して実現する事を検討しましたが、ESP32にはNAT機能があることからLANモジュールを連結すれば1基板で実現出来るのか、興味深いです。

そんなときOlimex社が ESP32-GATEWAYなる商品を提供していることを知りました。ArduinoIDEでbuild出来るとのこと、手順も提供されているので、このボードを使って実現する事を検討しました。このボード自体は量産品では無いとのことですが、流石Olimex社ちゃんと資料を公開しています。BluePillもそうですが、Olimex社は立派な会社だと思う次第です。

ESP32-GATEWAYの開発プロジェクトは別のスレッドで紹介します。

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