相続税の申告は税理士さんに依頼すべきか?

最終修正日:2022/8/22

相続税の申告をする必要があります。
毎年確定申告を自分の手でしており、相続税の申告を自分で出来るのかどうか悩んでいました。
国税庁のサイトには書き方等の情報が提供されているため自分で申告出来る様にはなっているみたいです。

先日税務署から『相続税のお尋ね』が届きました。いよいよ尻かっちんになりました。
既に簡易的な相続税の支払いが発生するのかどうか判定済みで少なからず税金を納める必要があります。また、申告書の提出自体は必須であることも判っています。
問題は申告書の作成を税理士さんに委託すべきなのかどうかです。

葬儀会社のサービスとして無料相続相談機会がありました。自分の場合、相続の大部分が農地であり、筆数が40件以上と多いため、相続税が気になっていました。路線価の土地もあり、確かに面倒そうです。
無料相続相談会で担当の税理士さんは税理士案件だから是非私に依頼くださいと言われました。
でも税理士さんに依頼すると相当な費用になります。

Web上で相続税費用を紹介している方見ると、遺産総額が1億円いないなら10万円前後で対応してくれる税理士の方も見えるようですが、締め切りまで1ヶ月だとプラス10万円だとか、法定分割で無く遺産分割協議書を作成する場合はプラス5万円、自宅以外の土地が有る場合は1筆毎に3万円というように加算され、自分の場合100万円オーバとなりそうです。ちょっと費用対効果が合わないように感じました。
遺産分割が円満にまとまらないのなら、まず弁護士さんにお願いすることになるのでしょう。でもこれには該当しません。
会社経営者で事業継承する場合は大変そうですが、農業事業継承程度なら農地だけの問題のように思いました。農機具なんかも減価償却が残っていなければ気にしなくても良さそうです。

基本配偶者がいれば控除が大きく殆ど相続税額は0円です。が、期間内の相続税申告は必須です。この申告が結構敷居が高く、報酬10万円なら税理士さんに依頼した方が楽だと思うのは理解出来ます。しかし、1千万程度の農地のために筆数が多いからと云って報酬100万は余りに高額すぎると思います。

国税庁は相続税申告に関する手引きを確定申告同様に提供しています。これだけでも自分で申告書を作成する手引きにはなるのですが不十分ですね。無料相続相談会で『とりあえず申告書を書いてみたら』と云われ、簡単には完成させられないことを認識し、税理士さんにお願いするしか無いのかとも思いました。

結局のところテンプレートが無いと取っ付きにくい事を感じ、EXCELテンプレートが落ちていないか検索したところ、今村弁護士による『Excel相続税申告書』が提供されていることが判りました。有り難いことに試用版(watermarkが付きますが)が無償提供され、雰囲気を味わうことが出来ます。そして今村弁護士事務所のサイトに使い方(作成の仕方指針)があるので なんとかなりそう という希望が出てきます。目処が立てば正規版を購入し、入力済みデータのコピペで完成に近づけることが出来ます。
Excel上場株式の評価明細書 を入手したときは、『こうやって計算するんだ』と不明点が氷解しました。

最初は財産一覧を作成するのが一般かと思いますが、申請書を書くためにどのような情報が必要なのか、この『Excel相続税申告書』関連資料で判ってくるものです。

自分は『Excel相続税申告書』正規版を購入し、たたき台の申請書を作成しました。近々に税務署に相続相談に行ってきます。そのときのこの申告書を提示して問題点を指摘して貰おうと思っている次第です。


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