最終更新日 2021年6月21日
IchigoJamというマイコンボードがあります。CQ出版の書物を見ているため名前は知っていましたが、注目はしていませんでした。ただ、Kit扱いだったモノが組立済み扱いが主流となり、鯖江市の『ふるさと納税返礼品』となった事も有って調べておきたいと思った次第です。
ちなみに寄付金額¥40000でスペシャルキット扱いです。お得感があります。IchigoJamはNXP社のLPC1114を使ったシングルボードコンピュータで、書込済みのBASICインタプリタが起動してボード制御出来るというモノです。
32bitCPU 48MHz ユーザメモリ4kB NTSCビデオ出力やキーボード端子、いくつかのI/O、フラッシュメモリが用意されています。
関連書籍もたくさん出版されています。英語版リファレンス本が出ているのは特筆です。
タイトル | ISBN-10 |
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4865940332 |
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4774331465 |
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4774331473 |
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4577048906 |
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4906768318 |
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4789848108 |
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4865940243 |
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4777519082 |
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1079519238 |
IchigoJamの使い道を考えてみました。
今ではBASICインタプリタは珍しいかと思っていますが、40年前はN88Basic全盛でした。
開発者の福野氏のインタビュー記事ではMSX-BASICがベースになっているとのことでした。Raspberry Piのセットアップがややこしい等共感できる記述もありました。『SDカードにインストールとか、別途パソコンがいりますという時点でアウトだと思ったんです。』。解ります。ただ、ディストリビュータによっては起動可能なSDカードを添付してくれるお店もあり、起動まで何とかなるという考えを自分は持っています。BASIC言語が子供たちの食付きがいいという点も納得する部分があります。といってもRaspberry Piで動くBASICは敷居が高い。BASICインタプリタをインストールしなくてはいけないから。
IchigoJamの回路図は提供されています。
ファームの書き込み直しをすれば機能追加もできると思いますが、その意味合いはないでしょう。
Basicインタプリタの勉強用として十分な意味合いはあると思いますので。
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