加水分解

最終更新日 2020年7月21日

使い慣れたマウスの表面がベトベトするようになりました。ちょっと我慢できません。この現象はゴム物質が加水分解してしまうことに起因するそうです。
ベトベトになるのはウレタン(PU)ラバーの可能性が高いです(※更にポリエステルタイプだそうです)。塩ビ(PVC)ラバーというのもあるそうですが、こちらの場合ベトベトでは無く、カチカチ/ボロボロになるはずとのことです。
表面を水拭きしたりすると、早く現象が発生するようです。

加水分解とはWikipediaによると『反応物に水が反応し、分解生成物が得られる反応のこと』とあります。ブリタニカに掲載されている化学式が正しく表しています。
マウスの表面には手触り対策と思われるラバー加工が施されています。材質はいろいろな種類があるようです。薄くするためにも可塑剤が含まれており、加水分解で可塑剤が表面に現れベタベタ感が出るのでは無いかと考えています。

このベタベタを取り除く方法として先人がいくつもの提案をしています。一番多い回答は『エタノールによる拭き取り』かと思います。他にも、ゴム消しゴムで削り取るとか、重曹による洗い流し、歯ブラシでの磨き。そして、次亜塩素酸ナトリウム(キッチンハイター)によるつけ置き(原液は1000ppm)難かも紹介されています。

ターゲットの材質によって適する手法が異なりそうです。手元のマウス表面ですが、エタノールでは全然ダメでした。キッチンハイター原液をキッチンペーパーに含めて直接つけ置きしてみましたところ、明らかにベトベト表面が拭い去ることが出来ました。表面を触ると新品とは異なるモノの、十分我慢できます。

加水分解を進めてラバー自体を取り除くなんて云う考えもあるようです。

加水分解しにくいラバーコーティングもあるのでしょうが、買った商品がそれに該当するのか、判断するのは難しいですね。湿度の高い環境に置いておくからいけないとも云えるため予防のために乾燥剤を添えておくのも意味があるのでしょうか?


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