HDDトラブルについて

最終更新日 2020年9月30日

最近HDDトラブルに見舞われています。
8年ほど使用しているPCですが、搭載しているHDDの内一つだけ、購入当時から使い続けているモノがあります。そこには当然のように大切なデータが保存されているわけですが、最近OS起動時に認識されないことがあることを把握しました。認識されていることもあるため、おかしいなと思って、CrystalDiskInfoを実行してみたところ、C5の生値に数値が入っており、健康状態:注意になっていました。
この対応で大変な思いをしたため記録に残しておきます。

このHDDにはHyper-Vの仮想HDDを割り当てており、そういえばHyper-Vの反応が遅いなと感じてはいました。しかし、エラーが出るわけでは無く気にしていなかったのです。でもHDDが認識されないときにHyper-Vが起動中失敗した旨のメッセージが出て初めて大事が発生したという認識に至りました。

HDD自体は再起動後認識されましたが、CrystalDiskInfoを実行して黄色の警告マークを確認 要因は『C5』に値が入ったことでした。
CrystalDiskInfoで得られる情報とは、S.M.A.R.T.情報と云われるハードディスクが内部管理している情報です。

C5(197)	代替処理保留中のセクタ数

この情報は不良セクタが存在することを意味しています。
不良セクタが存在するとHDDの読込時に余分な代替処理が必要になったりして極端に処理時間が掛かります。
転送速度が100MB/sだったのが1MB/s程度になってしまい使い物になりません。
不良セクタが確認されたHDDは早々に交換する必要があります。

また、HDDの寿命は諸説あり、メーカは100万時間(114年連続稼働)と謳っていたり、修理業者の体感から1万時間(使用期間3〜4年)程度からトラブル品が入荷しているという情報が紹介されていたりします。

今回の場合、8年も使っておりCrystalDiskInfoの結果も確かに不調を示しているのですが、内部データは大切なモノがたくさんあり、安易な処分は出来ません。少なくとも大切なデータを吸い上げてからの処分をしなければなりません。
ここで大きな問題が出てしまいました。こんな状態にまで至ったHDDは転送速度がすっごく遅いのです。代替HDDはすぐに用意出来ますが、データコピーに一月掛かる状況です。
大切なデータを選択してコピーすることも検討したいのですが、そんな分別作業をしていたら何時になったら完了するのか、、、

後の祭りですが、兆候はあったわけですので、早い段階で処置していれば大事にはなりませんでした。改めて『不良セクタの発生』は大事だと思っております。


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