最終更新日:2021/9/22
G Web Development Softwareなる環境が提供されています。これまで使ったことがありません。
LabVIEWには昔からWebPublishingと云う機能が用意されています。自分もLV8.2時代に3つの検査PCの結果表示を同時モニタするために、ディスプレイ3基の代わりに別途表示PCを用意して、このWebPublishing機能を利用し、実現しました。リモートパネルを選択すると、XMLでブラウザとVI間を通信します。そこそこ高速なデータ通信が実現します。スナップショットを選択すると、ブラウザからはREFESHで設定された時間間隔でサーバに対してHTMLを読込直します。結構負荷があります。このためApatchのようなWebServerが起動されます。
VIのパネルイメージを利用する事も有り、今時のHTMLページとはほど遠いです。この解決策がG Web Development Softwareなのでしょうか?
NIはNXGの開発を中止しました。このときG Web Development Softwareに関しては今後も提供して行くというというアナウンスがありました。とはいうもののNXGをそもそも使ったことがなくOutOf眼中でした。
今回Community Editionの調査をした際に このG Web Development SoftwareもCommunity Editionの対象となっていることを知りました。ちゃんと調べておく必要があるのかと思いました。
NIのアナウンスは『G Web Development Softwareを使用すると、Web開発のスキルがなくても、テストや計測アプリケーション用のWebベースのユーザインタフェースを作成することができます。』とあります。曖昧です。
NIの記事では誤魔化されてしまうため、先人が書いた記事がないか調べました。NXGとLabVIEWは同位置のソフトウエア開発環境です。NXGは終息してしまいましたが、NXGに存在する機能でLabVIEWに存在しない機能として『G Web Development Software』があり、それが単体として継続販売されるようです。
『G Web Development Software』は「LabVIEWのプログラムを作る感覚で、ウェブブラウザ上で動作するweb applicationを作ることができる」ソフトウェアという表現をされている方が見えました。具体的には、『G Web Development Software』で作成したプログラムコードをビルドすることでhtmlファイルを作成することができます。
※『G Web Development Software』ではハードウエアをコントロールするようなコードは書けないようです。ということは温度計測値をブラウザで表示したいとしても簡単にはできないという事ですね。Community Editionが存在するので趣味で使用する分には敷居を下げてインストールでき、評価使用が可能かと思います。
LabVIEW開発環境にもプロトコルとしてHTTPクライアントソフト用の関数が用意されていますが、これで実際にコーディングする場合HTTPの仕組みをちゃんと理解していないと期待したプログラムは書けません。それが、この『G Web Development Software』を使用する事でHTTPの仕組みを意識しなくても実現出来るのであれば有意義です。
2021/9/17 実際にWindows10環境に『G Web Development Software』をインストールして見ました。特にLabVIEWがインストールされている必要はなさそうです。途中訳のわからないアラートが出たモノの、インストールは完了しました。
Exampleが9種類用意されているように見えます。ところが、勝手がわからないこともあり、このExampleの実行確認をどのようにすれば良いのかが判りません。そこでhttps://ni.github.io/に登録されているサンプルを検証した方がよいのかと思います。
タイトル コメント @ Call3rdPartyWebService A CallJavaScriptFromAWebVI B CallLabVIEWWebService C CallSystemLinkDataServices D ConnectWebVIToWebSocketEchoServer E CustomizeWithCss F EmbedContentIntoWebVI G Guides H IncorporateUserResources I MultipleTopLevelWebVIs
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