確定申告を終えました。

最終修正日:2024/03/14

この時期は確定申告のシーズンです。自分は昨日提出してきました。登録している団体の方針で青色申告することが義務化されており、淡々と実行している次第です。確定申告は英語でTaxReturnだそうです。源泉徴収が基本だからでしょうか?

この確定申告ですが税理士さんに代行して貰う場合の費用って気になりませんか?
顧問契約している場合と確定申告時に一気にお願いする場合とが有るかと思います。売上高にも因るとは思いますが、

契約形態 顧問契約費 確定申告
仕訳済 仕訳も依頼
顧問契約をしている 月1万円 5万円
顧問契約をしていない  − 5万円 10万円

という情報が税理士ドットコムに有りました。
確定申告の費用に関しては会計ソフトのサイトにある情報の方が信頼できるかもしれません。

会計ソフトfreeeでは、以下の情報がありました。

契約形態 顧問契約費 確定申告
仕訳済 仕訳も依頼
顧問契約をしている 月2〜3万円 10万円
顧問契約をしていない  − 15万円 20万円以上

会計ソフト弥生にも情報がありました。

契約形態 顧問契約費 確定申告
仕訳済 仕訳も依頼
顧問契約をしている 月3万円
顧問契約をしていない  − 数万円 10万円

この税理士費用をどう考えるか?自分はサラリーマン時代から確定申告をしておりました。配当の還付を受けたいが為です。数万円の還付が期待できます。また、日々の仕訳も現状把握をいつでも出来る点で意味があります。仕訳は面倒ですが、会計ソフトがあれば『慣れ』ですね。

青色申告は控除65万円の特典があります。この65万円は税理士さんに支払う費用だという考えもあります。さて

今後どうしますか?


確定申告を終えて、次に相続税の申告をする必要があります。相続税も税理士さんに任せると相当の費用が発生することが判っています。葬儀屋さんの無料相続相談会で、相続税の発生確定と、費用見積が示されました。遺産分割協議書の作成(司法書士)が7万円、不動産の相続名義変更が5万円(+印紙税)、相続申告書の作成(税理士)が遺産総額の1%とのことでした。

相続が発生したとき、現在では『法定相続情報』をまず作成すべきです。相談会で教えて戴きました。これを作成しておくと戸籍謄本等を1部取り寄せるだけで、後処理を進めることが出来ます。これを作成しないと、原本を返して戴けない申請があると都度大金が飛んでしまいます。
『法定相続情報』の作成は法務局に出向く必要がありますが、自分で作成出来ます。そんなに面倒ではありません。

遺産分割協議書は自分で作成出来ます。財産項目が少なければ尚更です。7万円は高いです。ただ、銀行等でお金を引き出す際に、第三者の司法書士が作成した資料であるかどうかは信用度が違います。分割の仕方等々の相談等も出来るので、この費用は致し方無しですね。

不動産の相続名義変更ですが、これも自分で出来ます。令和6年からは相続登記が必須となりました。法務局に出向くのが面倒ではありますが、手引き書もありますし、そんなに面倒ではありません。ただ、土地の評価格に従う印紙税が馬鹿にならないです。

銀行からお金を下ろすためにも指定の書類を書く必要がありますが、『法定相続情報』を作ってあれば、指定の書類だけで済むので自分で出来ます。

ちょっと厄介なのが株式等の名義変更でしょうか?それでも手引き書は有りますのでなんとか出来ます。

財産処理が終わったら、相続税の申告書を作成する必要があります。相続税の申告は財産が控除額未満なら申告する必要は無いのですが、持ち家があったりすると税控除額が変わるので検討する必要はあります。また、配偶者控除とか保険金控除、葬儀費用控除等々を考えると申告しておいた方が良さそうです。
この相続税申告は結構厄介です。土地の評価に掛かる部分は土地の形状によっていろいろな解釈が出来、この点は土地の評価に強い税理士にお願いするのが良さそうです。
農地があると土地評価の仕方が異なるためこれはこれで大変です。こちらも農地の扱いに長けた税理士であればお願いした方が良いかと思います。
しかし、とてつもなく高額な手数料が発生することを意識しておく必要があります。

『相続税理士 解決ナビ』によると、目安として相続総額の0.5〜1.5%とあります。
相続総額1億円の場合 100万円が目安です。0.5%なのは遺産が現金のみの場合と考えた方が良さそうです。土地が絡むと1.5%になるかと思います。農地が絡んだり、生前贈与の暦年課税が有ったりすると、加算報酬を要求されます。青天井です。

自分で相続税の申告をしようとした場合、手引きがあるかどうかが判断基準かと考えます。

EXCELを使用した相続税申告書の作成テンプレートが存在します。今村圭一税理士が提供しています。費用は発生しますが、とりあえず試用版を利用して申告資料の作成が出来ます。これを使用する事で自分で申告書が作成出来るかどうかの判断が出来るかと思います。
歪な土地の評価等等、経験が必要なモノは適切な評価格に出来なかもしれませんが、申告書の作成という意味では、これで出来てしまいます。

相続税も確定申告同様自己申告です。手引きがあり、時間が許すなら自分で申告書を作成したらどうかと思う次第です。

相続税の提出は相続開始後10ヶ月以内です。自分はあと4ヶ月ほど有ります。自身で作成することを挑戦しようかと思っています。


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