EPICSについて調べました

最終更新:2017年4月17日

EPICS(Experimental Physics and Industrial Control System)は、加速器、望遠鏡、その他の大規模は実験用機器を運用する分散制御システムを開発・実装するのに使われるソフトウェア環境である。(Wikipediaより)

BeagleBone Blackの調査中に、『EPICS』なるワードに引っ掛かりました。EPICSの仕様を満たす安価な分散IOとしてBeagleBone Blackを検討しているという内容です。
https://cerldev.kek.jp/trac/EpicsUsersJP/wiki/epics/bbb

従来はMOXA・NPort 5110のようなメディアコンバータを使用し、EtherNetポート側にCAプロトコル(EPICS)を認識する仕組みを追加して構成していたようです。これを安価な分散IOに置き換えたいという案件で、BBBで置き換えるという事例です。

EPICSという仕組みがどの程度一般的なものなのか、まだ十分な調査はできていませんが、汎用的な仕組みとして捕らえることができ、BBB/RPI/Arduinoでカスタマイズしたモジュールが使えるのではないかという期待を持ちました。

NIがEPICSについて何か対応しているのか気になり調査しました。すると、
EPICS入門 https://www.ni.com/white-paper/14144/en/ なるホワイトペーパーが提供されていました。

https://www.ni.com/white-paper/14149/en/ に 『インタラクティブにEPICS I / Oサーバを設定する』手法が提供されています。

資料からするとDSCモジュールに含まれる仕組みとシェア変数の組み合わせで実現しているようなのですが、何とか余分なライセンスなしに実現できないか検討したいです。
とりあえずクライアントモジュールは無償提供されているようです。しかしサーバサイトが構築できないとデバッグできません。
興味深い仕組みなのでもう少し調査したいと思います。


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