最終更新日 2017年3月21日
ArduinoMegaを調べていて、同じ大きさでCPUの異なるDueなる商品を確認しました。迂闊でした。調べました。
先人の情報を元に比較表を作りました
Name Due Mega 2560 R3 Uno R3 参考価格スイッチサイエンス \6,264 \5,830 \3,240 アマゾン価格 ¥ 4,900 \5700 \4731 Processor Atmel SAM3X8E
(ARM)32bitプロセッサATmega2560(AVR)
(ATmega8U2)ATmega328P(AVR)
(ATmega16U2)Operating Voltage 3.3V 5V 5V Input Voltage Range 7〜12 V 5-12 V 7 -12 V CPU Speed 84MHz 16MHz 16MHz Analog In 12(10ビット) 16(10ビット) 6(10ビット) Analog Out 2(12ビット)
0.55V〜2.75V- ー Digital IO 54(of which 12 provide PWM output) 54(of which 15 provide PWM output and 4 UART) 20 (of wich 6 provide PWM output) PWM 12 15 6 EEPROM [kB] 4 4 1 SRAM [kB] 96 (64k+32k) 8 2 Flash [kB] 512 256 32 USB端子 MIni-B×2 Std-B Std-B SERIAL UART 4ポート 4ポート 1ポート DC Current per I/O Pins[mA] 130 mA (I/O Pins) 40 mA (I/O Pins) 40 mA on I/O Pins Power Consumption[mA] 38 mA 38 mA 50 mA on 3,3 V Pin PCB Size[mm] 53.3 x 101.5 mm 53.3 x 101.5 mm 53.4 x 68.6 mm Weight 36 g 36 g 25 g Product Code A000062 A000067 A000066 互換機の価格調査 HiLetgo(Amazon価格) ¥ 1,850 (CH340G) \910 (CH340G) \435 (CH340G) Kuman(アマゾン) ¥ 2,650 \ 1750 ¥999 ArduinoというのはCPUにAVRを使うという条件があると思っていましたが、ARMコアの商品も出ていたことを知りました。
MEGAと同じサイズのボードで、pinアサインもよく似ています。
違いをリストアップしました。
- I/Oが3.3V仕様で5Vを入力すると壊れるとのことです。
- AIが12に減り、AOが2ch追加されています。これまでのArduinoはAOは搭載されていませんでした。PWM出力を擬似的にAOとして使用していました。
- PWMが12本に減りました。
- USBポートが2系統有ります。目的が異なっています。
開発環境はArduinoIDEが使えるとあります。手元のIDEではボードとしてDueはありませんが、アドオン対応できるようです。
DUEで気になるのは処理能力でしょうか?
32bitとなるとPIC32MXとの比較情報が先人の情報で提供されています。
処理時間 | 処理時間 (MCU名、@動作周波数) | スコア(ATmega328Pとの比) |
136ms | PIC32MX795F512L @80MHz | 10980 (29.8) |
139ms | SAM3X8E @84MHz | 10920 (30.0) |
20512ms | ATmega328P @16MHz | 328192 (1) |
PIC32はMIPSアーキテクチャであり、RISCなのでほぼクロック周波数に比例するようです。その意味で違いが出ませんね。
ArduinoIDEはフリーのコンパイラがが必要で、その意味で当時PICにはフリーのコンパイラが提供されておらず、AVRが選択されたとのことでした。現時点でPIC32用のコンパイラがどんなものなのか判りませんが、32bitプロセッサに対応していること自体は、興味深いです。DUEは基本的にUNOのシールドが使えます。単純に高速化のために取り替えるということもありですね。
あと気になるところとして、CNCシールドが使えるかどうかです。
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