最終修正日:2025/1/31
※2025年1月31日 言語COBOLコードの“近代化”にDeelSeekを使ったという記事がありました。
この日の朝、ナスダック市場で『NVIDIAの株価が17%下落(142.62->118.42)し、時価総額91兆円が溶けた』 というニュースが飛び交いました。
夜のWBSでも『「トヨタ2つ分」吹き飛ぶ 株価急落 中国生成AIの衝撃』というタイトルで報道されました。自分も朝の市場ニュースで DeepSeek なるものを知り、iPhoneにインストールした次第です。まだ、AndroidOS対応のアプリは無いようです。中国市場でもiPhone優先ということなのでしょうか?それはさておき、市場のこの対応は気になります。AI市場を牽引してきたNVIDIAのこの下落はインパクトがあります。ただ、自分の保有している株は全く無反応です。
WBS内の報道から市場が反応したのは DeepSeek の学習コストが OpenAIの学習コストの 百分の一 という点で、NVIDIAの高コストなハードウエアが必要なくなるという憶測からのようです。
ただ、DeepSeekも機種は違うもののNVIDIAのハードウエアを使っており、米国の中国に対するGPUの輸出規制から、中国でのコストとアメリカでのコスト比較をしてもさほど差が無いという計算も成り立っているようです。とはいうものの、最新のNVIDIAのハードウエアを使用してDeepSeekの学習がなされたら、価格破壊となり得るようです。限定されるものの、例えば東大の入試試験解答ならほぼ同じ結果を出しうる実力が無料提供される訳ですから。※OpenAIは有料で$20/月日本でも生成AIの定額使用サービスが始まっており、次のような価格設定がなされているようです。
ChatGPT Plus 無料ユーザー 料金 有料 無料 GPT-4 ○ × GPT-3.5 ○ ○ All tools ○ × Plugin ○ × GPTs ○ × GPT4モデルのスポット使用料は
入力で、1000トークンあたり、0.03ドル(約4.2円)
出力で、1000トークンあたり、0.06ドル(約8.4円)
だそうです。OpenAIは学習コストが掛かるため有償にせざるを得ないのは解りますが、コストが百分の1になると価格設定も変更することになるでしょうね。
市場が低迷するのは避けてほしいのですが、新たなスタートアップに見合った企業が出てくるのはうれしいところです。
DeepSeekの記事としてGIGAZINEの2024年12月27日の記事がありました。かなり詳しい比較記事です。
DeepSeek-V3のAPI料金はDeepSeek-V2から据え置きとなっていてスポット価格は
入力時 100万トークンあたり0.27ドル(約42円)
出力時 100万トークンあたり1.10ドル(約173円)
です。※2025年2月8日までの期間限定
単純にOpenAIの百分の1ですね。
GIGAZINE2025年1月28日の記事で 『話題の中国AI企業「DeepSeek」の創設者兼CEOであるLiang Wenfengへのインタビューからイノベーションの秘訣を探る』というのが出ました。
この記事の中で、梁CEOは「中国のAIが永遠に追随する立場にいてはいけないというのが私たちの見解です。中国のAIとアメリカのAIの間には1、2年の差があるとよく言われますが、本当の差は独創性と模倣性の違いです。これが変わらなければ、中国はいつまでも追随者でしかありません」「NVIDIAのリーダーシップは1社の努力によるものではなく、西側諸国の技術コミュニティと業界全体が協力した結果です。彼らは次世代の技術トレンドを見据え、ロードマップも持っています。中国のAI開発にはこのようなエコシステムが必要です。国内のチップ開発の多くは技術コミュニティの支援が不足しており、間接的な情報しか得られないため苦戦しています。中国には、技術の最前線に立つ人材が必然的に必要です」と語ったとあります。
2025年1月31日 言語COBOLコードの“近代化”にDeelSeekを使ったという記事がありました。
DeepSeekについて検索している途中で、2024年08月26日のITmedia AI+の記事がヒットしました。
『後継者不足の“COBOL言語”を生成AIに引き継ぎ 政府や銀行の“いにしえのプログラム”を近代化へ』
この記事の中でDeelSeekでいにしえのCOBOLソースコードを解釈し流行の言語コードに生成し直すという内容だと解釈しました。
このつづきの記事が読みたかったのですが、判りません。
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