UPS Module(DD06CVSA)の調査

最終更新日:2021/5/7

MH-CD42の調査過程でeletechsup社のDD06CVSAと云う商品を見つけました。
このモジュールは入力がMH-CD42同様DC 4.5V-5.5Vでソーラーモジュールを入力するには耐電圧に問題があるのですが、そこを逆手に取ったのか UPS Module として販売されています。確かに電源切替がうまく実現するならUPSという扱いは在処と思います。調査しました。

eletechsupにある仕様を示しておきます。※ホームページは見つからず、FaceBookのページをリンクしています。

充電電圧 DC 4.5V-5.5V(推奨DC 5V)
充電電流 0-2.1A
充電静止電流 100uA
全電圧 4.2V ±1%
放電電流 0-3.5A;
放電静止電流 50uA
放電効率 最大96%
出力電圧 5V
出力電流 0-2.1A;
周囲温度 -20°〜+ 85°
サイズ 26.7 x 18.1 x 5.7mm
重量 1.9g

よく見るとMH-CD42と同じです。制御チップがなんなのか気になります。Pin数が16なのでMH-CD42と同一ではありませんが、INJOINIC社のチップである可能性は否定できません。IP5308というModelがeSOP16というパッケージで合致することが判りました。多分当たりだと思います。残念ながら終息品みたいです。Pinアサインが知りたかったのですが情報がありません。IP5108と同じだと信じます。

その後、DD06CVSAの基板にIP5108が載り、仕様変更されたモジュールが存在することも判りました。残念ながらシルク印刷が直っていないようで5V/2.1Aという印刷が残ってはいます。

充電電圧 DC 4.5V-5.5V(推奨DC 5V)
充電電流 0-2.1A
充電静止電流 100uA
全電圧 4.2V ±1%
放電電流 0-3.5A;
放電静止電流 50uA
放電効率 最大96%
出力電圧 5V
出力電流 0-2.1A;
周囲温度 -0°〜+ 70°
サイズ 26.7 x 18.1 x 5.7mm
重量 1.9g

充電動作仕様(IP5108)

4ステップのインジケータの状態について、以下のような情報が書かれていました。

充電モード
インジケータ C< 25% 25%≦C< 50% 50%≦C<75% 75%≦C<100% 100%≦C

D1


1.5Hz

D2


1.5Hz

D3


1.5Hz

D4


1.5Hz

放電モード
インジケータ

C=0%
0%<C< 3% 3%≦C< 25% 25%≦C<50% 50%≦C<75% 75%≦C

D1


1.5Hz

D2

D3

D4

pinアサインですが、以下のような情報があります。

UPSとして使用できるのか?一寸納得できていません。実物を触るのが一番ですね。


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