最終修正日:2023/7/10
※2023年7月10日 DCカードサポートに問い合わせたところ、家族会員に対する3Dセキュア登録は今後もサポートしないとのことでした
※2023年3月15日 経産省より『クレジットカード・セキュリティガイドライン【4.0版】が改訂』されたと事です。
普段使いのクレジットカードはVISA提携のJALカードです。家族カードになっています。ポイントを貯めたいという意向に従い、家族カードを作成して、極力このカードを使うようにしてきました。
特に海外旅行先や海外サイトでのオンライン使用では、それなりの金額を使用するため極力このカードを使用しています。他の所有カードに比べれば使用頻度は100倍検討でしょうか?
そんなこともあり、結構トラブルに遭います。
- 海外での使用の場合、普通に使えるケースと、いきなり拒絶されるケースがあります。
事前にカード会社に連絡を入れておけば未然に防げたトラブルなのでしょうが、カード会社に事前連絡というのも結構な手間です。受付時間が平日9−5とか、オペレータに繋がるまでの事前数値入力が結構面倒だったりします。- 頻繁に使用していることもあるのか、スキミング等で不正利用に何度か遭遇し、その度にカード番号更新をする羽目になりました。問題なのは この、,このカードに紐付けされた情報を一つ一つ更新する必要があります。この作業は大変面倒です。
結局ほったらかしで、実際に使用しようとして登録カードが無効となっていることを知ってから新規カードに登録更新することになります。AMAZONなんかは昔の番号がそのまま登録が残っており、使えないのに今でもリストに揚がります。- 海外サイトでの使用の際、3Dセキュア認証を要求されますが、家族カードでは対処できないようです。
3Dセキュア認証も全てのサイトで実施されるわけでは無く、いざ使用しようとして3Dセキュア認証で弾かれたりした場合、手立てが無くなってしまいます。サポートに電話で問い合わせても、サイト側で3Dセキュア認証されていると対応困難みたいです。対策を検討するのですが、もしリセーラを介して購入出来るのであれば妥協も必要ですね。手数料は20%ぐらい取られるケースもあるようですが、10%程度なら止む無しです。
AliExpressからの購入もAmazonPayで支払い可能なら良し。ダメでもAmazonn 出店の瀬取業者から購入したりすることも可能な場合があります。また、AliExpress出店業者も この現状を把握し Amazonに出店して、受付・支払い処理だけして、中国から1ヶ月掛けて移送する様な仕組みが増えていると感じます。Amazonの倉庫に置いて扱ってもらえれば即日届くのでしょうが、Amazonの手数料が高額で割が合わないのでしょうか?確実でセキュリティ上安全な決済方法の確立を切に祈る次第です。
2023年3月15日 経産省より『クレジットカード・セキュリティガイドライン【4.0版】が改訂』されたと事です。
https://www.j-credit.or.jp/security/pdf/Creditcardsecurityguidelines_4.0_published.pdfこの内容に『EC加盟店におけるEMV 3-Dセキュア導入』という記載があります。
『EMV 3-Dセキュア』とは3Dセキュアとは、ECでなどにおいて非対面でクレジットカード決済を行う際の不正利用対策として、カード会社が設定している本人認証サービスのことで、VISAなら Visa Secure、MasterCardならMastercard SecureCodeというようです。
従来が 3Dセキュア1.0 となっており、『決済時に、カード番号や有効期限などのカード情報の他に、 設置したパスワードを入力することでセキュリティを強固にする仕組み』だったようです。
これが3Dセキュア2.0に更新され、『EC事業者は、セキュリティコードと3Dセキュア等」による本人認証を行うことが、必須』となったようです。
『3Dセキュア』というのは、領域を表す「ドメイン(Domain)」が3つ(EC事業者、カード発行会社、3Dセキュア提供元)、この三者間で適切な認証を行ないながらカード利用者の安全性を確保することを意味しています。3Dセキュア2.0での大きな変更点は3つあり、
- 3Dセキュアの仕様策定をICカードのEMV規格の発行機関(EMVCo)が行う
- モバイル端末、モバイルアプリケーションへの対応
- ワンタイムパスワードの導入
そういえば数年前、オンラインBANKでの送金作業時も携帯アプリのワンタイムパスワードを入力して認証完了する等 大きな操作変更がありました。
カード支払いの認証にも別デバイスによるワンタイムパスワードを入力するとか、別デバイスにSMS等で送信された情報の転記等を要求されるようになってゆくのでしょう。
今回オンラインストレージの課金追加において、手元のクレジットカードでの決算が出来なかったのは、EC事業者が3Dセキュアを要求するもカード会社との間で3Dセキュアに掛かる手続きをしていなかった/出来なかったと云う事に行き着くようです。
今回は3Dセキュアを要求しないリセーラを介して対応出来ましたが、今後はこの限りではありません。
カード会社から何らかのアナウンスがあるのでしょう。
ECサイトでも携帯番号の登録を要求する動きも確かにあります。Amazonが正しくそうです。ただ、既に登録済みの情報ではダメとのこと、携帯電話の2台持ちは少数派でしょうから,1台の携帯電話に番号が2つ登録出来る様になるのかもしれません。2023年7月10日 DCカードサポートに問い合わせたところ、家族会員に対する3Dセキュア登録は今後もサポートしないとのことでした
というオンラインショップで買い物をし、クレジットカード決済を選択したところ、決済に失敗してしまいました。最後の最後に失敗したため、カード番号やセキュリティコード等々の流出も危惧したりしました。
失敗した原因は、このショップがクレジットカード決済において『3Dセキュア』必須だったようで、それを知らずに手続きを進めてしまったため、この始末です。『3Dセキュア』必須のショップは増えているようです。経産省の『クレジットカード・セキュリティガイドライン流布が効いているように感じざるを得ません。
そこでDCカードサポートに家族会員でも『3Dセキュア』登録出来ないか確認したところ、『サポートの予定無し』と明確な回答がありました。と云う事で、今後DCカードの使用頻度は極端に減るでしょう。
家族会員で無く、筆頭会員になればいいのですが、敢えてポイント収集をしている場合は安直な事は出来ません。また、子供用のカードもDCカードは作りづらくなりましたね。では、家族会員カードでも『3Dセキュア』サポートしているカード会社はあるのでしょうか?調べたところ、有りますね。
と云う事で結局はクレジットカード会社のスタンス次第という事です。サポートしている会社を紹介しておきます。
また、JALカードも提携先がDCカードであったことが今回の制限に該当しており、使える提携先のカードであれば問題無いです。家族カードの『3Dセキュア』をサポートしている
- 楽天カード https://support.rakuten-card.jp/faq/show/82?site_domain=guest
- 三菱UFJニコスカード https://www.cr.mufg.jp/faq/detail/3643/index.html
- セゾンカード https://faq.saisoncard.co.jp/saison/detail?site=OA5LHO14&id=350
- JALカードSuica https://www.jreast.co.jp/card/servicelist/viewsnet/3dsecure.html
- JAL アメリカン・エキスプレスR・カード
- JALダイナースカード
家族カードの『3Dセキュア』はサポートしない
- DCカード https://www.cr.mufg.jp/faq/detail/3642/index.html
- PayPayカード https://www.paypay-card.co.jp/service/000531.html
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