Braveというブラウザについて

最終更新日 2022年11月4日

半年ぐらい前にBraveというブラウザをインストール済みでした。
バージョン: 1.38 がリリースされたときにレビュー記事が流れたのが切掛だったと思います。
https://brave.com/ja/1.38-release/
最新のリリースはOct 28th, 2022の v1.45.116 とのことです。

最近CBCラジオで大川興業総裁がBraveブラウザを勧めていたのを聴いて、最新版をインストールして調査してみようと思いました。記録に残します。

Braveの作者はBrave Software社で、2015年、JavaScriptの開発者として知られるブレンダン・アイク氏が設立し、Braveの開発を始めたとの事です。

Braveは安全なブラウザというアナウンスがされます。余分な広告は排除出来ます。

メーカのアナウンスでは、

Brave Software社のインタビュー記事で以下のような事が書かれていました

Braveは上記課題の解決策として制作されたとありました。

2022年のブラウザ占有率ですが、https://kinsta.com/jp/browser-market-share/で示されているランキングではBraveは0.05%で、Google Chromeが77%と圧倒的な市場シェアを構築しているとあります。ただ、Braveの出荷量(ダウンロード数)を鑑みるとこの占有率はちょっと疑った方がよいみたいです。

ブラウザのチェックにはuser-agent情報を元に判断している様です。ここでBraveユーザに対するuser-agent情報を得てみると、Google Chromeと同じ情報が得られたりします。Braveはセキュリティのためかuser-agent情報を偽装しているようです。従って占有率はダウンロード数通りにはならない事になります。
もちろんBraveかどうかを特定出来る方法は存在しますが、調査でそこまで対応しなければ判断出来ません。実際のシェアは今後調査方法を変更して対応されるようになると思います。

ブラウザ比較も為されています。https://brave.com/ja/compare/chrome/performance/ Braveは広告を読み込み拒否することから同じWebSiteを表示するのに要する時間が半分以下になることを強調されています。このことは電池駆動の場合、電池持続時間の延長が期待出来るというメリットに繋がります。
BraveはTor接続が出来るという違いもあります。俗に言う『Torブラウザ』なのです。ただ、高速読込をメリットと挙げているためTor接続は接続に時間が掛かり、都度の読込時間も余分な時間が掛かることは否めません。

BraveはLook&FeelがChromeと遜色ありません。その意味では使い勝手が悪いという事はないので暫く使ってみようかと思います。多分多くの方がそう思うのでしょう。今後このブラウザで使用出来ないサービスが確認出来た時点でどうしようか再検討してみようと思います。


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