最終更新日 2021年6月15日
『バッテリテスタ』という商品があることが判りました。狭義ですが、二次元電池の容量・劣化度合等を確認するのが目的のようです。
菊水さんの資料によると、上記の様に定電圧電流電源、電子負荷、コントローラで構成されます。
これが、単体に纏められたのが『バッテリテスタ』です。EV車や、スマホ等々バッテリが重要な要素であり、必要なテスト項目も多々あるようです。
『バッテリテスタ』としてzketech社が提供している資料を見ると実際の使い方も紹介しており興味深いです。
1 テスタとターゲットバッテリを接続します 太い線は電流線(A + A-)
細い線は電圧線(V + V-)2 テストするバッテリーまたは電源を接続すると、
テスタのLCDに表示される電圧を確認できます。3 ボタン/ノブから設定インターフェースに入り、
テストパラメータを設定します。オンラインの
場合、コンピュータソフトウェアから直接テスト
パラメータを設定できます。4 バッテリー容量のテストは、通常、完全に充電
されたバッテリーで定電流放電テストを実行し、
放電電流と終端電圧を設定することです。
パワーバンク容量テストについても同様です。
特定のパラメーター設定については、「共通」を
参照してください。問題と解決策」5 パワーバンクの電流または定電流放電による電源電流をテストします。放電電流はパワーバンクの最大出力値またはそれより少し小さい値に設定でき、終端電圧は4V未満に設定できます。これは特に重要なのは、パワーバンクの出力電圧ではありません。しかし、電圧をテストして、停止する条件を決定します。 始動後、ボタン/ノブまたはソフトウェアを使用して電流を徐々に調整できます。特定の電流に達すると、パワーバンクは出力をオフにし、最大値を測定します。 6 設定後、特定のテストを実行できます。
テスト後、LCDまたはソフトウェアに結果が表示
されます。7 電源がオフの場合は、まずテスト対象のバッテリーまたは電源を取り外してから、テスターの電源をオフにするか切断します。 テスト項目に関してですが、菊水さんの資料によると以下のような試験があるようです。
試験実施のためには雰囲気温度も重要になるため、恒温槽との組み合わせも検討する必要がありそうです。
- 放電レート特性試験
充電条件一定、放電温度一定で負荷条件を変化させ 特性を観測する試験- 放電温度特性試験
充電条件一定、放電電流一定で放電温度を変化させ特性を観測する試験- サイクル寿命試験
充放電条件一定でサイクルを重ね、容量劣化を観測する試験- パルス放電試験
パルス放電モードを使って実負荷環境に近似した放電特性を得ることができます。NGM202を使用するとどの点でどんなアドバンテージがあるのかさらなる調査が必要だと感じています。
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