最終更新日 2022年9月9日
2020年初め頃 「ノーコード」という言葉がよく使われるようになりました。
資料によると「Product Hunt」という企業で書かれたブログに Product Huntで扱うツール群によって「世界中のすべての人が作り手になる」とし 「ノーコードの勃興」というタイトルで公開された事に始まるとのことです。
このブログ記事ではノーコードの定義を「GUI(画面操作)のみで、機能が充実したWebアプリを作ることができるサービスの総称」としています。環境さえあれば、プログラミングの知識は無くてもアイデアを具現化出来ると云う事のようです。
アルゴリズムを意識するようなターゲットでは意味をなさないような気がしますが、Webパージの構築のような場合は現にHTMLやJavaScriptの知識が無くてもテンプレートを探して、機能パーツをGUI操作だけで、それなりのモノが構築出来ますね。
一覧表表示するようなモノでもEXCELと画面操作だけで(マクロ作成しなくても)そこそこのモノができます。
これがノーコードでしょうか?
環境内の機能に制限されたりしますが、アプリケーション開発が出来てしまいます。
一方ローコードについては次のような定義がされているようです。
ゼロからソースコードを記述して開発するわけでは無く、圧倒的に少ないコード量でアプリ開発を行う手法
この定義で云えば、ArduinoIDE環境による開発や、LabVIEW等圧倒的なライブラリ上で開発する環境下はすべてローコード開発といえます。
現状ライブラリを使わずすべても自分でコーディングするフルコードを採用するケースが存在するのか?
ArduinoIDEで開発する場合でもデバイスとの遣り取りはメーカ提供のライブラリを使って上位部をコーディングするのが一般です。デバイスとの遣り取りはそもそもメーカから情報提供為されない場合も有ります。
ノーコード/ローコード開発は 容易にアプリケーション構築が出来る事も有り、目的が同じプロジェクト/オブジェクトが乱立してしまう事が多々あります。Excelで作成された庶務ソフトはその典型ですね。
大規模なソフト開発ベンダーは ノーコード/ローコード開発に関する発信は少ないように思いますが、web サイト構築などは ノーコード/ローコード開発 を謳うベンダが多いように思う次第です。
自分はと云うとLabVIEW環境での開発をしていて思うのですが、上位のシーケンスのみに開発集中し、デバイスにアクセスしたりする部分は直接ターゲットに該当する部分のみ開発し、後は既に十分デバッグ完了しているライブラリを信用して使用するという点に徹しています。こんな解釈は ローコード開発 に該当するのでしょうかね
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