最終更新2025年2月20日
タカショーの 3段 ビニール温室(GRH-N02T) を購入して3年目となります。育苗の為に購入しました。
例年、大豆/黒豆、落花生の育苗の為 プラグポットでの発芽。育苗をこのビニール温室で行っているわけです。このビニル温室について2つの課題があります。
一つはビニルカバーの問題です。
もう一つは温度管理の方法です。日に当たる場所に出して使っているため、毎年ビニルカバーを交換しています。多分紫外線の影響で劣化してしまい、1年でボロボロになってしまうのです。メーカサイトの『安全警告』にも 直接日光を受けると材質が劣化する可能性がある とは記載があります。とはいうものの、日に当てたいです。メーカも替ビニルカバーをちゃんと用意しています。ただ、高いんです。最初に購入した本体価格と替えカバーの価格を比較すると 5:2 です。ビニルカバーというのはそこそこ高いんです。インクジェットプリンタのインク代並みです。
規格が存在するのか?サードパーティ製の替ビニルカバーも存在するようです。価格は半額以下です。
正規品でもサードパーティ製でも材質がPVCでは1年毎に交換することは必至です。安価なモノを安定して購入することを検討したいです。
或いは、PVCでは無くて、農業用ハウス用のフィルムでポリオレフィン系樹脂(PO)を使う方法もあります。
伸縮性が無いため扱いづらいですが、フィルムをフレームに直接貼る手間を我慢すれば、利点はいくつかあります。
- 燃やしても有害ガスが出ません
- べたつきが少ないです
- 透明性が良く、その維持性も高いです
- 流滴持続性が高いです
- ちょっと高価です。
もう一つの課題は温度管理です。
ビニル温室は雨風対策が出来てとても重宝しているのですが、閉め切ると2月でも日中40度を超えてしまうのです。日が落ちると10度以下に、明け方は0度近くになっているためカバーは閉めておきたいのですが、日が出たら外気を取り込み、温度を20度程度に抑えたいです。
このGRH-N02Tは前面にチャックがあり、日中は開放し、それ以外はチャックを閉めておけばいいのですが、結構面倒です。簡単な装置で温度管理できないモノかと考えました。
大型のビニルハウスであれば大型換気扇を使用して温度管理が出来るでしょう?でもGRH-N02T程度では大掛かりな装置導入なんて出来ません。
夜の温度をちょっと上げる方法については幾つか書込があるようですね。アルミのシートを追加したり、ウイングヒーターという屋外でも使える様なヒータもあります。
しかし温度を下げる方法については見つかりません。側面の壁に30cm径の換気扇を取り付けるのも在処と思いましたが、吐出側の問題も出てきますね。ビニルを巻き上げるというのも、GRH-N02T程度のサイズでは適当なモノがありません。
屋根部を開閉式ドアに置き換えるというのは実現性がありそうです。既製品は見つかりませんが。ビニルシートで屋根を具現化するのはなかなか難しそうですが、中空ポリカーボネートで実現された温室であれば実現出来そうです。
既製品も幾つか見つかりました。ちょっとサイズ感が違うのですが。アマゾンで¥39000(サイズ: 4×6)で扱っていました。2周り大きいです。また、棚が標準装備ではないのですぐに使えるモノではないのですが。
4×6は今後購入を検討することとして、GRH-N02Tの壁を中空ポリカに置き換え屋根を開閉式に改造できないか検討しました。
まずは枠のアルミフレームが気になるところです。
中空ポリカボードは厚み4mmが一般のようです。そのためコの字型のアルミフレームで周囲を固めることが可能です。
アルミチャネルで内寸4mmと云うものは規格外なのかなかなか見つかりません。
光というメーカに ジョイント用ポリカジョイナー コ型 と云うものがあります。型番:KTP-910K は4mm厚の中空ポリカボードのフレームを保護する専用品です。これ使えそうです。ヨドバシで購入できます。
ポリカーボネートは接着性は良い方です。ただ、両面テープで接着した方が調子いいと思います。耐水性のある両面テープも出てきています。GRH-N02Tに中空ポリカの壁を貼り付けることを検討しました。以下が簡易設計図です。
隙間はテープで塞げます。上部の可動部にはスポンジテープで隙間を防ぐ対策も必要かもしれません。
自動で開閉する方法ですが、いくつか方法論を検討だけしておきます。
- モータ駆動のラック&ピニオン
- シリンダによる開閉
- ウインチによる開閉
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