高圧洗浄機を購入しました。

最終更新2024年2月13日

農業用エンジン式高圧洗浄機 JCE-1510UKというのを購入しました。柿の木の皮剥き(『粗皮(そひ)削り』)をするためです。

自分家の圃場には柿の木が8本、梨の木2本、桃の木3本、キウイの木2本と『粗皮削り』をした方が良いとされる果樹があります。自分で植えたモノはありません。全て父母が植えたモノです。
これまで『粗皮削り』なるモノをしたことがありませんでした。が、偶然『粗皮削り』なるモノをすべきだという事を知り、2月のタイミングで実施すべく購入した次第です。

うまく出来るかどうかはこれからです。結果はこれからにして、

について備忘録です。

【粗皮削りとは】

粗皮削りとは、木の皮を削ることです。
木も年を取ると『粗皮』と言われるゴツゴツとした分厚い皮ができてしまい、それが木や作物の生育に邪魔になってしまうため、それを削ってしまおうと言うわけです。

  • 粗皮の間や裏に害虫が卵を産んで、害虫が大量発生してしまう
  • 粗皮が分厚いため、農薬を撒いても粗皮の裏で繁殖している害虫に届かず木が病気になってしまう
  • 粗皮にコケが繁殖し、木の養分がそのコケに吸い取られてしまう
ということが要因です。
一般には専用の鎌で皮を削るようですが、とても大変な重作業です。

【高圧洗浄機の活用】

agriz.netのスタッフブログを見てしまいました。『粗皮削りはJCE-1510UKで!!』
単純に商品紹介記事なのですが、このJCE-1510UKの吐出圧で粗皮削りが出来ることを紹介しているので、この商品を購入するのが失敗する可能性が少ないと思った次第です。
価格的にも20万円で納まるため、一括少額減価償却資産と出来てスマートです。


2024年2月11日 とても良い天気です。『粗皮削り』を実行することにしました。この日は愛知用水の取水日では無く、溜まり水を使用してタンクに貯め、高圧洗浄機 をセットして実施しました。
先端ヘッドはagriz.netを参考にして、付属の回転ノズルを使用しました。販売店では直噴ノズルでの作業を説明されましたが、回転ノズルの方が適していると思います。ターゲットまでの距離を調整することで、『粗皮削り』に適する圧力調整が出来ます。元圧は15MPaです。


実際のところ、側道と圃場の間は30m以上あります。当初はJCE-1510UKを圃場に上げ、給水ホースを延ばすことを検討していました。普通の耐水ホースなので容易に出来ると思ったのですが、メーカは添付の3mホースのままで使う事を推奨しています。一方吐出側のホースはオプションで20mの延長ホースが用意されています。ワンタッチジョイントです。結局吐出側延長ホースで対応することにしました。吐出側を延長するなら、JCE-1510UK本体は車輪タイプである必要は無いのですが、15MPaタイプは据置タイプが有りません。
で有れば14MPaタイプで良かったのかと考えたのですが、14MPaタイプと15MPaタイプで、吐出ノズルヘッドが異なります。共用ではないのです。吐出側ホースやガン、ショートノズルは共用なのですが回転ノズルだけ異なります。14MPa品には回転ノズルが標準添付では無いとかあり、15Mpaタイプを購入する方が手堅いですね。

実際に実施した結果を残しました。是非拡大して確認してください。10分程度の作業結果です。もっと丁寧に作業すべきなのかもしれませんが、今年はこの程度とし、収穫に影響があるかどうか確認したいと思っています。
実施後数日すると木の肌が白くなりました。

実施前

実施直後

実施数日後


JCE-1510UKは通販で購入できます。しかし、その場合、エンジンオイルや試運転用ガソリンは入っていません。やはり、店頭販売業者から購入すべきです。この辺りは農業屋さんがJCE-1510UKを扱っており、取引価格はアマゾン価格と遜色無く1200円程度高いだけでした。オイルやガソリンを提供してもらったことを考えると安かったですね。
しかしオプション(延長吐出ホースとか)はアマゾンから購入すべきでした。2割安価に購入できます。他のオプションも調査した方が良さそうです。
JCE-1510UK=\121,000(農業屋):\119,800(アマゾン)
PA-262=:\13401(アマゾン)
PA-264=\24200(農業屋):\19,817(アマゾン)
PA-261=:\4,853(アマゾン)
PA-273=:\3,548(アマゾン)

ちょっと気になった点があります。30分ほど作業すると、水は残っているのに、ガントリガを引いても水が出なくなりました。原因不明です。ポンプにサーモスタットがあって停まったのかなと想像しています。エンジンは止まっていません。
愛知用水の水を使ったのですが、この日はちょっと濁っていたのでノズルが詰まったのかとも思ったのですが、ノズル掃除しても解決しませんでした。ただ、ちょっとエンジンを止めていたこともあり、再びエンジン掛けたら噴射したことからポンプ側サーモスタットでも働いたのかと思った次第です。ただ、取説にそのような機能が記載されておらず、よく判っていません。


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