圃場にソーラシステムを設置する計画を立てました

最終更新2025年2月20日

※2025年2月20日 実験装置の外観です

以前『圃場の情報取得』を検討しました。これを実現させようと一歩進めることにしました。

遠方(4km)の圃場であり、無線LANでは対応できません。この点がクリアできていませんが、とりあえず実験段階として、自宅の庭に『情報ステーション』を構築して進めてみようと考えました。うまく出来ればモバイルルータ等に置き換えれば拠点間距離はクリアできるのかと考えています。

既に購入済みの機材もあります。リストアップします。

  名称 型番 概算価格 コメント
@ 防水ケース CWB-12AJ 5000 前面が透明のモノがいいか
A ソーラシステム ECO-WORTHY 5000 25W ECO-WORTHY
B 12Vバッテリ LFP1210 5000 リン酸リチウム電池
C マイクロコンピュータ Pico2W 1500 RasperryPi
D シールドボード SEEED-103100142

1000

Pi Pico v1.0用Grove シールド
E ディスプレイモジュール LED&KEY

500

TM 8桁7セグ表示モジュール
F 支柱  

1500

単管2m
G 環境センサ BME280 1000 I2C 温度湿度圧力
H 照度センサ BH1750 1000 I2C 照度
I GPS UIFlow2.0 GPS Unit 2000 M5Stack
J 支柱ブロック 高圧単管パイプ用基礎石 500 カインズで販売しているモノが使いやすい 9.8Kg
K Lアングル  

500

 
L 端末ボルト止め金具 D-1E

700

M 単管固定バンド 40〜60mm

800

合計      

ソーラパネル

固定方法ですが、付属の固定具は使わず、30mmのLアングルを購入し、これをパネル背面の固定穴を利用し、タッピングビスで固定したいです。

今回は添付固定金具を使わないので、320×420の外形で使います。

Lアングル 30mm×30mm×1.5mmのアングルを420mm用意します。
実際には450mmが標準で用意されているのでそのまま使った方が追加工が少なくて良さそうです。

単管キャップ LABOのD-1Eという治具を使います。この穴とLアングルの穴を利用し、ネジで固定します。ソーラパネルの角度を付けて固定する事をサポートします。
ホースバンド

ステンレス製でφ46〜70mm

※ホームセンタで購入すると高価なので通販で購入した方がいい

全体の設置イメージは以下の様になるかと思います。

ソーラパネルの裏側の情報が少ないです。実測しました。

取付にはM5のタッピングビス用穴を利用します。タッピングビスはキットに添付されています。
Lアングルに取付穴だけは開ける必要があります。

計測内容を検討します。
気象情報は欲しいので、気温/湿度/大気圧 他に、ソーラパネルの出力電圧(18Vレンジ)、パッテリ電圧(12Vレンジ)、地中温度は測定したいです。

時刻情報が必要です。GPSを取り付け、また、CPUにRTCを用意して現在時刻を把握出来るようにします。

100m程度の電波距離を確保したいです。当初、Pico-Wでうまくゆくかなと思ったのですが、容量の大きなバッテリを備えたことから、一般的な無線LANルータを装備したらいいのではと考えました。殆どの無線LANルータはDC12VのACアダプタ対応です。
Wi-Fi HaLow対応(802.11ah)のルータであれば1kmの通信距離を確保出来るとのことです。通信速度は1Mbps程度ですが、十分です。
製品情報が少ないのが難点です。また、furunoの商品だと15万円します。ちょっと無理です。

802.11axの無線LANは屋外500m程度が想定されています。これでも現状は15000円前後します。
500m程度届くと言われる802.11gは実際には不安定のようです。150mでも通信不通になってしまうようです。
一方、100〜250m程届くと言われる802.11nは802.11gよりも安定しており250mぐらいなら通信出来る様です。MIMO対応である必要はあるそうですが。

と云う事で、MIMO対応の802.11nルータで検討すると、AirStation HighPower Giga WSR-300HP がヒットしました。ACアダプタの型番がWA-12M12FUとのことですので、DC12Vで大丈夫のようです。WSR-300HPは3000円程度ですので挑戦するには好都合です。

気温:BME280
湿度:BME280
気圧:BME280
照度:
地温:18B20
外気温:18B20
ソーラ電圧:A1
電池電圧:A2
ボード温度:A4


2025年2月20日 実験装置の外観を示します。

まだ内部配線は出来ていません。
取り付け状態の事前確認を行うべく仮設置してみた次第です。
ソーラパネルは角度調整可能な仕組みに改造しています。
単管支柱は十分に安定しています。

まだ、一部センサの入手が出来ていません。入手出来次第プログラム構築デバッグをこの環境で行う予定です。電波到着距離の確認のためノートPCを持って近くの公園まで出かけて通信安定度を確認したいと思っています。


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