USB接続STM32F103搭載のADボード

最終更新日 2021年6月16日

BluePillを使ったガジェットを調査している過程で見つけたボードです。正確な型番は不明です。『ADC_10ch_F103C』としておきます。
『ADC_10ch_F103C』の詳細な仕様が見つかっていませんが以下の点は確認出来ています。

CPU STM32F103C8T6
UART変換Chip CH340
ボーレート 115200bps
ADC 10ch SE
12bit
0-3.3V
最大サンプリングレート 不明 初期値は500msecか?
PCBサイズ 5.1 * 3.5cm

STマイクロが提供するデータシートにブロック図が提供されています。
STM32F103C8T6のパッケージはLQFP48です。一応正しいであろう回路図が見つかりました。

Xtalですが8MHzと12MHzが装備されています。8MHzはSTM32用、12MHzはCH340用です。
内部では72MHzで動作しているはずです。
CH340Hzに12MHzのXtalが接続されているのはUSB2.0の通信用CLOCK基準かと思われます。

ボードの入出力pin情報ですが、PA0〜9,PB0,PB1がアナログ入力PINに割り付けられています。

仮想シリアルポート番号が判れば、シリアルモニタを接続した時点でAD値をキャプチャ出来るような雰囲気です。
連続AD変換されているのかと思いますが、アプリケーションとシリアル通信してデータ取得出来るようですので、グラフ表示が出来る様です。

バイナリデータ(ファームウエア)は取得出来ますが、ソースコードは見つかりません。開発環境が何なのかも判っていません。バイナリコードはSTマイクロ提供のSTM32FLASH.exeを使用する事で再書き込みすることは可能と思われます。もし、このボードに対してSTM32duino用のBootLoaderが書き込めると、Arduinoライクにプログラム更新出来ます。


2021年6月17日

amazonに出店しているNOYITO社が資料の一式を提供していました。
https://www.amazon.com/clouddrive/share/5ciAuDXmgdZEuVVueuyEfCY6vH3C9XERiRhTI6Vne93/5RIX2ml8S42SVSqvSKrWNA

ソースコードは見つかったモノの簡単にはビルド出来そうも無いです。
DMAと云うフォルダがあることから電源が入ると一方的にADCが始まり、DMA転送してPCに送るような仕様なのかなと思われます。

実際にこのようなガジェットにどの程度の興味があるのか気になります。紹介記事も殆ど有りません。日本語記事で見つけたのは1件です。
データロガーを自作!温度や電圧をUSBから簡単に測定してみた
Teretermでデータ受信出来たとあり重要な情報です。115200bps 8N1ですね。


BluePillで同様の機能を有するプログラムを作ることは可能なのか?検討しました。
要件としては、


戯言(nonsense)に戻る


問い合わせ頁の表示


免責事項

本ソフトウエアは、あなたに対して何も保証しません。本ソフトウエアの関係者(他の利用者も含む)は、あなたに対して一切責任を負いません。
あなたが、本ソフトウエアを利用(コンパイル後の再利用など全てを含む)する場合は、自己責任で行う必要があります。

本ソフトウエアの著作権はToolsBoxに帰属します。
本ソフトウエアをご利用の結果生じた損害について、ToolsBoxは一切責任を負いません。
ToolsBoxはコンテンツとして提供する全ての文章、画像等について、内容の合法性・正確性・安全性等、において最善の注意をし、作成していますが、保証するものではありません。
ToolsBoxはリンクをしている外部サイトについては、何ら保証しません。
ToolsBoxは事前の予告無く、本ソフトウエアの開発・提供を中止する可能性があります。

商標・登録商標

Microsoft、Windows、WindowsNTは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
Windows Vista、Windows XPは、米国Microsoft Corporation.の商品名称です。
LabVIEW、National Instruments、NI、ni.comはNational Instrumentsの登録商標です。
I2Cは、NXP Semiconductors社の登録商標です。
その他の企業名ならびに製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
すべての商標および登録商標は、それぞれの所有者に帰属します。